名古屋大学法学部創立70周年記念行事
申請代表者名 法学研究科研究科長・教授 鈴木 將文（申請当時） 報告者名 法学研究科研究科長・教授 増田 知子（開催当時）
全学同窓会からご支援をいただき、名古屋大学法学部創立70周年記念事業を実施いたしました。なお、本事業は2020年度実施予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため1年延期となり、また、10月16日（土）の記念行事は感染状況から対面での実施が難しく、残念ながらオンラインでの開催となりました。
記念行事として、2021年10月16日（土）に、オンライン（リアルタイム）で記念式典、記念講演、パネル・ディスカッション、海外同窓会とのオンライン交流会、学生模擬法律相談会、保護者説明会を行い、また、画像での展示企画（法制史資料展示、法学部の創立からの歩み、法整備支援事業など）も実施いたしました。
記念式典では、本学部と関わりの深い法曹三者の皆様からご祝辞をいただくとともに、退職教員や各界・海外で活躍する同窓生からも、ビデオメッセージなどの形で本学部への期待の言葉が寄せられました。
当日実施した各企画においては、本学部のこれまでの歩みと、果たしてきた学術的・社会的役割を振り返り、また、出身地域・国やジェンダーをはじめとする「多様性」をキーワードとしながら、今後の本学部のあり方を探ることができました。
当日の参加人数は延べ304名、アーカイブ・展示企画閲覧数は延べ370件にのぼり、本学部の同窓生、学生・教職員をはじめ、一般の方にも多数ご参加いただきました。
記念事業の一環として製作したオリジナルトートバッグは、当日参加登録をされた皆様へ送付し、今後は卒業・修了や、海外等から本学を来訪された記念にお渡しする予定です。また、本学を再訪する同窓生や本学部で学ぶ学生達、地域の皆様の憩いの場ともなるよう、教職員が協力して、法学部棟玄関前の花壇整備を行っています。
今回の一連の創立70周年記念事業は、本学部の学生を含めた現構成員の一体感を強めることに加えて、本大同窓生、本学部と関わりの深い法曹界、さらには地域社会や、アジア法整備支援事業等を通じて卒業生・関係者の多いアジア諸国との連携を深めるための格好の機会となりました。
本事業にご支援いただきました全学同窓会の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。