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支援事業

コロナ禍における体験や気持ちを語り合い,つながりを取り戻そう‐名大ピアサポーターと学生支援本部による在学生,卒業生,保護者の世代内・世代間交流の試み

申請代表者名 学生支援本部/心の発達支援研究実践センター・准教授 杉岡 正典



本事業では,全学同窓会から支援を得て,学生・卒業生・保護者の世代内・世代間の交流を促す行事をホームカミングデイに開催しました(対面とオンライン)。当日は, 卒業生17名, 在学生21名,保護者16名,スタッフ17名,合計71名が参加しました。まずは,在学生グループ,卒業生グループ,保護者グループに分かれていただき,それぞれのグループで「親が子に,子が親に伝えたい」事柄を自由に話し合い,いくつかの一言フレーズに集約していただきました。その後,話し合われた内容やフレーズについて皆で共有し,投票を経て24のフレーズを選出しました。選ばれたフレーズには,例えば,親から子に伝えたいメッセージとして,「既読は生存確認以上の喜びがある」「捜索願い出しますが、大丈夫ですか?」などがありました。子から親へのメッセージでは,「ひとまず出世払いで・・・「なんとか生きていくから心配しないで」「その常識は古すぎます」などがありました。卒業生(社会人)同士のメッセージでは,「今頑張ってます」「今日さぼっちゃった」「行きたいのはやまやまなんですけど…(泣)」などがありました。当日の交流会は大いに盛り上がり,世代内・世代間の活発な交流がみられました。親は子どもに早く自立してほしいと思いながら心配していること,子どもの方は,そのような親の気持ちは理解しつつ,自立のために適切な距離を取ろうとしていること,などが話題となり,参加者の間で共有されていました。後日,これらの24のフレーズを4名の学生にデザインしててもらい,LINEスタンプにして参加者に無料配布しました。これらのスタンプが親子間で使われると,コミュニケーションが楽しく,かつ,円滑になることが期待されます。

HCD2021_企画

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HCD2021_募集

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HCD企画_LINEスタンプイメージ

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