オンデマンド形式に対応した新入留学生全学オリエンテーションの動画資料作成事業
申請代表者名 国際機構国際教育交流センター 准教授 伊東 章子
新型コロナウイルス感染症の流行とそれに伴う日本入国制限のため、現時点においても大多数の留学生が渡日できていない。そのため全学オリエンテーションも従来のような対面ではなく、オンデマンド形式での資料配布の形で実施されている。
2021年11月から2022年2月にかけて参加学生を6名募集・雇用し、国際教育交流センター教育交流部門所属の国際化推進教員の指導・監督のもとで、オリエンテーション用動画を作成した。幅広く多岐にわたる新入留学生全学オリエンテーションの指導内容の中でも特に重要度が高い「名古屋大学における研究・学習」および「名古屋での日常生活」を、日本語版、英語版で計4本を完成させた。動画は2022年度春季全学オリエンテーション以降、新入留学生向けYouTubeにて公開されている。
＜日本語版のリンク＞ *プレイリストには当該動画以外のものも掲載されている。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7XEBuEn6UX4jtw5XIS-_vUJXP93KRAPY
＜英語版のリンク＞ *プレイリストには当該動画以外のものも掲載されている。 htts://www.youtube.com/playlist?list=PL7XEBuEn6UX5R3WH3AJ4Q2e2w_fa1PGQt
これまではナレーション付きPPTを配布していたが、本事業で作成した動画には在籍留学生が出演し、彼らの体験を踏まえた視点で情報を提供しているため、新入留学生にとって親しみやすく、かつ理解がしやすい内容になった。実際に他の全学オリエンテーションの配布資料よりも、視聴率が高いことも確認されている。入国制限が緩和され、留学生の渡日がスムースに行われるようになっても、今後の全学オリエンテーションは対面とオンデマンド形式とのハイブリットで実施する計画であるため、本事業の成果は引き続き活用できる。
