ライブラリ・メイカースペースによるグリーンベルトジオラマ製作及び課外活動支援
申請代表者名 附属図書館 館長 佐久間 淳一
中央図書館ではコロナ禍の令和3年7月に、学生、教職員が3Dプリンタ等のICT機器を活用して自由にモノづくりを実現できる施設「ライブラリ・メイカースペース」を設置しています。文理を問わず、学生・教職員を問わず、利用目的も個人的な操作体験から課外活動、研究目的まで、幅広くご利用いただいています。全学同窓会からご支援いただいた令和4年度後期には63名175件の利用があり、期の前半には機器を利用してみたいといった体験目的の利用が目立ち、期の後半は卒業論文のためや授業理解のための試作、発表物の作成が行われています。期を通じて学生の学びが進んできているものと思われます。また期全体を通して、サークル活動での利用(人力飛行機やレーシングカー等の部品作成、ロケットのパラシュートや刺?の制作等)があり、グループ利用では先輩・後輩といった学年をまたぐ利用もありました。コロナ禍で人との交流が途絶えてきましたが、ライブラリ・メイカースペースを介して先輩・後輩の交流が盛んに行われています。
令和5年4月から中央図書館前のグリーンベルトに東海国立大学機構プラットフォーム棟の整備が始まりますが、ライブラリ・メイカースペースもこの施設に移設する予定です。プラットフォーム棟整備に伴ってグリーンベルトが様変わりしますが、現在のグリーンベルトを後世に残していくため、ライブラリ・メイカースペースの学生スタッフがジオラマを作成しました。当面は中央図書館で展示し、プラットフォーム棟の整備が終われば、プラットフォーム棟に移設する予定です。本学の諸先輩がプラットフォーム棟に来館いただく際にはこのジオラマを囲んで、在りし日のグリーンベルトで話が弾むことを期待しています。