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支援事業

名古屋大学模擬国連NUMUN2023の開催

申請代表者名 Wan Ching LAI (ワン チン ライ)(経済学部4年生 国際プログラム群グローバル30))



模擬国連は、参加者が一国の大使や議員団の役割を担い、特定の議題について実際の国連における会議と同じように担当国の政策や歴史、外交関係などに照らし合わせて議論を進める体験学習の場です。そして参加者らの討議技法のスキルアップとともに、国際問題への理解を深め、国際交流を発展させる機会となることが期待されています。名古屋大学では留学生が中心となり、2017年に学内参加者に限定して第1回目の模擬国連が1日の会期で小規模に開催されました。第2回目の2022年は参加者を学外にも広げて2日間開催されました。そして、第3回目となる2023年は、模擬国連学生実行委員会が結成され、名古屋大学グローバル・エンゲージメントセンターとの共催、国際連合地域開発センターによる後援を得て、東山キャンパスにおいてNUMUN2023が開催されました。本企画に対して、全学同窓会大学支援事業による援助を受けることができ、おかげさまで参加者から徴収する参加費を低く抑えることができました。ここに謝意を表します。

 東海地方をはじめ、北陸、九州、中国、関東など全国各地から高校生・大学生・大学院生が参加し、実行委員会メンバーを含めて100名近くが集まりました。参加した国際学生の出身国や地域は日本を含め15にも上りました。台湾から高校生3名も参加しました。今回の模擬国連は、初級者、中級者、上級者に分けて、3つの委員会(「ゲノム編集と生命倫理」、「環境と食糧問題」、「気候変動」)を設置し、それぞれ活発に議論がなされました。開会式ではアメリカ合衆国から大学準教授や国際通貨基金職員からもビデオメッセージを頂きました。名古屋大学模擬国連はマスコミにも取り上げられ、開催前日に中日新聞朝刊の名古屋市民版 (https://edu.chunichi.co.jp/news/detail/11745)、開催初日にNHK夕方東海地域ニュース(https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230429/3000028946.html)で紹介されました。さらに開催終了後に模擬国連の様子は名古屋大学の英語版広報ウェブサイトでも紹介されました(https://en.nagoya-u.ac.jp/voice/model_un_23.html)。名古屋インターナショナルスクールの生徒は名古屋大学模擬国連参加を振り返って英語で語り合い、その様子をYouTubeで動画発信しています(https://www.youtube.com/watch?v=UcO3jk_WvR4)。学生企画運営の模擬国連は至らない点も多くありましたが、このようにSNSを通じて世界に発信され、名古屋大学の国際性評価向上にも貢献し、名古屋大学へ入学を希望する留学生の増加にもつながると期待しています。最後にアドバイスとご支援を頂いた国際本部グローバル・エンゲージメントセンターおよびグローバル・マルチキャンパス推進機構の先生方に心から感謝申し上げます。

受付風景

受付風景

開会式祝辞

開会式祝辞

委員会風景

委員会風景

閉会式集合写真

閉会式集合写真

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