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支援事業

海外同窓生と在学生とのグローバルリンクの強化

1. 申請代表者名

CHUN Sohyun(環境学研究科・国際化推進教員)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2024年2月中旬(8日間)

3. 支援を受けようとする活動の概要

本事業は、新たな時代における国際交流の推進を目指し、2024年2月中旬に8日間、国際交流に焦点を当てた活動を提案するものである。この活動では、同窓生と在校生とのつながりの強化、海外でのフィールドワークを通じた研究と実践の融合体験、将来のキャリアパスの選択肢の拡大という、3つの柱を中心に活動を計画している。現在、COVID-19パンデミックの収束に伴い、海外渡航が再び可能となったことを踏まえ、人的交流の重要性を再認識することも提案する。

1)海外で活躍する同窓生とのつながりの強化
海外で活躍する同窓生との直接交流を通じて、在校生が同窓生から実際の経験を直接学び、自身の視野を広げるとともに、自身のキャリアパスを模索するための新たな視点を提供する。このために、本事業ではインドネシアで活躍している同窓生による発表や対話の機会を設ける。さらに、名古屋大学の海外事務所と連携し、インドネシアの同窓生と在学生との交流機会を創出する。この活動は、異なる地域や職業で活躍する同窓生とのつながりを強化し、在校生が将来のキャリア選択に役立つ情報や視点を得る機会を提供するものである。
なお、参考資料としてインドネシアで開催予定の同窓会ポスターを添付している。

2)フィールドワークを通じた研究と実践の融合体験
我々は、同窓生の活躍する海外の研究機関や大学と連携したフィールドワークを設定し、在校生が特定の研究分野について深い理解を得るとともに、研究が実践の場でどのように活かされ、実社会に貢献できるのかということを直接体験できる機会を提供する。在校生にとって、海外でのフィールドワークは国際的な視野を得、卒業後の進路を具体的に描くことができる重要な手段であるとともに、海外にて専門分野で活躍する海外在住同窓生との国際的ネットワークを構築するという点においても大きな意味を持つ。

3)将来のキャリアパスの選択肢の拡大
名古屋大学の海外事務所と連携し、在校生が海外でのキャリアを考える際のリアルな情報を得られる機会を提供する。さらに、これらの活動を通じて、在校生が自身のキャリアパスをより明確にするための具体的なステップを実感する機会を提供することが可能となる。これにより、在校生は国際社会での働き方について理解を深め、異なる文化や価値観に触れる機会を得ることができる。

以上のような3つの柱を見据えた、海外渡航を伴う国際交流活動を通じて、我々の大学の国際的な地位を高め、在校生の教育機会を拡大し、さらには同窓生とのつながりを深めることを目指す。これらの活動は同窓会の大学支援事業による支援を通じて、大学全体の成長と進歩を促進することができると信じている。

4. 全学同窓会の理念との関連

提案する活動は、名古屋大学全学同窓会の理念と深く結びついており、全学的な視野から名古屋大学の情報発信と人的交流において大きな一歩となる。特に、国際的なプレゼンスを高めつつあるインドネシアとの交流は今後さらに重要度を増す一方、近年はインドネシア教育基金(LPDP)奨学金プログラム、およびインドネシア科学院(LIPI)奨学金プログラムの実施校から名古屋大学は対象外となっており、その影響で本学へ留学するインドネシア人学生の数も減少を続けている。本事業は、インドネシアの同窓生との交流、ネットワーキングの拡充、情報交換などを通じて、インドネシアとの交流を再活性させ、日本および名古屋大学へ興味を持つインドネシアの研究者や学生へ名古屋大学の魅力を発信し、人的交流の拡大に直接貢献することができる。
また、在校生が海外の学生や同窓生と共にフィールドワークを通じて得る知識と経験は、国際的な視野を持つ人材育成に寄与し、名古屋大学が人類の福祉、文化の発展、そして産業に貢献する人材を養成する努力を強化する。このように、我々の提案する活動は、名古屋大学全学同窓会の理念を具現化し、大学の発展を支えるための重要なステップとなる。

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