活動内容

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支援事業

ASANUによる異文化交流イベント
アフリカに関するASANU主催の学術会議

1. 申請代表者名

Gerald Chizonda (国際開発研究科 国際開発協力専攻 D1学生)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2024年5月25日(土)

3. 支援を受けようとする活動の概要

名古屋大学アフリカ学生会(ASANU)は、名古屋大学に在籍するアフリカ出身の学生団体です。ASANU の活動の目的には、アフリカの学生間の相互友情、共通理解、団結を構築し、アフリカの文化と価値観を共有すること、また日本での研究・学習機会の情報を収集すること、さらにこの情報と知識をアフリカと日本の研究者、そして他の多くの学生に提供することです。

 5月25日に予定されているアフリカ・デーのイベントは、1963 年 5 月 25 日のアフリカ統一機構の設立を記念するものです。この毎年恒例の祝典は、アフリカ大陸および世界中で広く行われており、2002年7月9日にアフリカ統一機構がアフリカ連合に移行した後も継続されています。「多様性の中の調和:未来に向けてアフリカ人の心に力を与える」というテーマのもと、このイベントはアフリカの文化的多様性と地域的差異に焦点を当てており、2024年は21世紀にふさわしいアフリカの教育を促進するというテーマを掲げています。イベントではこのテーマに沿って、日本の学生団体、留学生、日本人学生、研究者を招待し、相互学習を促進します。また、アフリカ諸国の多様な衣食住や装飾品の文化紹介を行い、同時に、日本文化の紹介も取り入れる予定です。

 アフリカに関するASANU主催の学術会議は留学生、日本人研究者、開発分野の実務者(経営者)が一堂に会し、アフリカの豊かな若年層が労働分野で活躍できるよう、アフリカに存在する無数の機会についての認識を高めることを目的とし、この若年人口の活用に関する議論を掘り下げていきます。アフリカの豊富な淡水と耕作可能な土地もまた、食糧生産に十分には活用されてていません。このイベントは、アフリカの未開発の可能性を認識して協力の機会と戦略をブレインストーミングするためのプラットフォームとして機能します。

イベントの計画

1) アフリカ・デー

・アフリカ文化の紹介(アフリカの食品・衣類・装飾品の展示、写真展、音楽演奏やダンス
 など)
・日本文化紹介(日本食・衣料品・和装品の展示、写真展、演奏、舞踊)

2)ASANU主催アフリカ学術会議
・ASANUの紹介
・日本企業・起業家を招聘
・日本とアフリカの研究者によるアフリカに関する招待講演
・名古屋大学学生4名(留学生・日本人)によるアフリカに関する研究発表
・招聘研究者によるアフリカに関する 1 つのテーマにおける全体パネルディスカッション

4. 全学同窓会の理念との関連

情報の普及と協働促進のためのASANU の2つのプロジェクトは、NUALの理念と一致しています。 ASANUアフリカ・デープロジェクトは、名古屋大学にアフリカの学生を受け入れ、社会経験を強化し、アフリカ文化の発信を通じて日本文化と結びつけ、アフリカ研究の発展に貢献することを目的としています。中部地域の基幹大学として、アフリカ文化の発信を通じて、日本文化、特に中部地域の文化とのつながりを築くことに努めています。

 また、本イベントは、卒業生や地域住民など国内外の参加者が協力して企画・指導し、相互の成長とスキルアップを図る場となります。アフリカ人と交流するまたとない機会として、日本の学生とアフリカの学生に文化交流の経験を提供します。この取り組みにより、アフリカの学生は自らの文化に身を置いて深く理解し、日本文化の学習も促進され、相互理解が深まります。さらに、この包括的なアプローチは、住民を巻き込み、社会活動に貢献することを目的としており、地域に開かれた大学の取り組みと一致しています。

 ASANU の 2 番目のプロジェクトでは、国内外の学術研究者、開発実務家、留学生団体が協力して地球規模の問題に取り組みます。この取り組みは、コラボレーションを促進するというNUALのビジョンと調和しており、学術的および実践的な貢献を通じて地球規模の課題に対処するというNUALの活動に貢献できるものです。

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