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支援事業

「学習支援団体*学ぼまい」

1. 代表申請者名

菊地原 守(教育学部人間発達科学科1年) 

2. 事業の期間または行事等の開催日

2016年4月1日〜2017年3月31日

3. 支援を受けようとする活動の概要

当団体は名古屋大学教育学部の学生を中心にして発足した団体で、現在構成員は名古屋大学が17名、他大学の構成員が6名います。私たちの経験上、子どもは学校や家庭に強制された勉強に陥りがちですが、学びは自発的学習意欲に基づくことでその楽しみを享受できると私たちは考えています。また中央教育審議会においてこれまでの教員養成は学校現場の実態やニーズと乖離した教育が行われ、実践的指導力を身に付けさせるための教育指導が十分とは言えないと述べられています。

この二つの課題を解決すべく、教職志望の大学生が一斉授業を用いてより学校現場に近い形で、子どもの自発的学習意欲向上を目指す指導を行い、子どもも大学生も共に学べるボランティア団体を目指して当団体は活動しています。活動は毎週月曜日と木曜日の17時〜20時に英語と数学を予定しており、夏休み、冬休み等の追加での活動を設けることで合計年間110回を予定しております。大学生にとって教育の実践、研究の場となる当団体の活動は2月3日の中日新聞の夕刊記事に特集されました。

また、当団体では学習支援事業の他に、メンバーの研修も兼ねた講演会を、広く告知して毎月第二土曜日に開催しており、大学の講義では習わない、教育に対する先進的な考え方を実践されている方を講師として呼んでいます。講演会事業についての案内はチラシの他、2月1日の中日新聞の朝刊に記載されました。

また、当団体の学習支援事業と講演会についての事業は講師の方も含めて非営利を原則としております。

4. 全学同窓会の理念との関連

当団体の講演会事業は団体構成員の教育、学術研究の一助となるだけでなく、講演会を通じて団体構成員以外の大学生にとっての教育の場ともなります。また、参加する学生、教職員、卒業生の交流の場ともなり得ます。第一回には高校生も3名参加しており、高校生にとって大学の施設に入り名古屋大学の魅力を感じる機会にもなっております。

当団体の学習支援事業は、学生の教育、学術研究の一助となり、教育分野における優秀な人材の養成につながります。また、当事業が設立準備の段階から新聞社に取材を受けるように、どの大学でも学生による自発的な実践指導の場の獲得は珍しいものであります。今後事業を始めて活動していく事でさらに注目が集まり、名古屋大学の声価を高めていく事が出来ます。

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