サイエンスコミュニケーション団体・名古屋大学科学部
工学部 電気電子情報工学科・3年 隈部 岳瑠
名古屋大学科学部では科学教育に関心を持つ学生が集まり、小学生からお年寄りまでを対象に「サイエンスをもっと身近に」するサイエンスコミュニケーション、特に小学生・一般向けの科学実験教室を中心に活動を行っております。
今年度は6月10・11日に開催された名大祭を始めとして、7月29日に岐阜県先端科学技術体験センター(サイエンスワールド)で開催された「サイエンスフェア2017」、11月25・26日に東京お台場のテレコムセンタービルにて開催された「サイエンスアゴラ2017」(主催:独立行政法人科学技術振興機構)、12月17日に東海市で開催された「第45回東海ヤングフェスティバル」(主催:東海市)など様々なイベントで科学実験教室を行ったほか、名古屋大学博物館や刈谷市の「夢と学びの科学体験館」と共同で独自の科学体験講座を開催し、トータルで約2000名の方々に名古屋大学科学部オリジナルの科学実験教室を体験していただきました。特に今年度は名古屋大学全学同窓会からのご支援により、参加者に体験してもらう「実験」や展示物の質を向上することができたのに加え、サイエンスアゴラなど遠隔地で開催される全国規模の科学の祭典にも多くのスタッフを派遣することができました。これによって、普段家や学校では体験できないような実験を学生の手厚いサポートの元でより安全・円滑に実施できるようになり、参加者からの評価もより良いものになったと実感しております。
また、今年度は「サイエンスアゴラ」に3年連続での企画提供を果たせたほか、2015年に活動を始めて以来最多の実験教室開催数・動員数を達成することができました。これも全学同窓会からのご支援によるものと深く感謝申し上げます。
今後も科学教育に貢献すべく、活動の規模・エリアを更に広げていきたいと考えております。