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支援事業

チュラロンコン大学
 −名古屋大学 学術交流協定締結25周年記念シンポジウムの開催

1. 代表申請者名

財満 鎭明 (未来社会創造機構・機構長)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2017年8月3日(木)

3. 支援を受けようとする活動の概要

2017年は、名古屋大学とチュラロンコン大学(タイ・バンコク)が学術交流協定を締結して25周年を迎える年である。また、チュラロンコン大学創立100周年、国家間においては、日本・タイ修好130周年の節目の年でもある。同年に、本学がアジア戦略の最重要拠点と位置付けている当地で、以下の行事が開催されることから、本学とチュラロンコン大学の更なる交流の発展と、アジア諸国との国際産学連携の推進を目指し、「アジアの未来を担う人材育成」をキーワードに、「Chulalongkorn University - Nagoya University Leading the Future: Asia-Link Symposium in Bangkok 2017」をチュラロンコン大学で開催する。


・2017年7月21日(金)
Automotive Engineers Forum in Thailand
主催:チュラロンコン大学 スマートモビリティリサーチセンター
名古屋大学未来社会創造機構 モビリティ領域
会場:Centara Grand & Bangkok Convention Center(タイ・バンコク)

・2017年8月1日(火)〜8月11日(金)
名古屋大学 博士課程教育リーディングプログラム
「実世界データ循環学リーダー人材養成プログラム」サマースクール
プログラムコーディネーター:武田 一哉 教授(大学院情報科学研究科・未来社会創造機構)
場所:チュラロンコン大学(タイ・バンコク)

・2017年8月2日(水)
日本学術振興会 研究拠点形成事業(B. アジア・アフリカ学術基盤形成型)
「ASEANにおけるコンパクトモビリティモデル研究拠点」
(名古屋大学−チュラロンコン大学−ハノイ工科大学−ラオス国立大学)第2回セミナー
コーディネーター:市野 良一 領域長・教授(未来社会創造機構 モビリティ領域)
場所:チュラロンコン大学(タイ・バンコク)

・2017年8月3日(木)
名古屋大学未来社会創造機構とチュラロンコン大学テクノプレナーシップ・イノベーション マネジメント プログラム(CU TIP)との産学連携研究や人材育成に関する学術交流覚書調印式
場所:チュラロンコン大学(タイ・バンコク)

本シンポジウムには、上記行事に参加する本学及びチュラロンコン大学の教職員・学生の他、セミナーに参加するハノイ工科大学(ベトナム)、ラオス国立大学(ラオス)の教職員・学生が参加する。また、在タイ日本国大使館やタイ科学技術省を始めとする両国の行政機関、タイの他大学、産業界(日系企業・タイ企業等)にも広く参加を呼びかける。名古屋大学とチュラロンコン大学がそれぞれに推進する産学官連携研究の事例や事業化・商品化の事例紹介、起業した学生によるベンチャー紹介等を通じて、グローバルな研究・人的ネットワークの拡充を図り、分野横断型国際産学官連携研究の推進につなげる。

本シンポジウムは、全学行事として開催する予定である。企画・運営は、産学連携基幹部局である未来社会創造機構が中心となり、学内関係部局(学術研究・産学官連携推進本部、国際機構、事業推進課、バンコク事務所等)と連携して実施する。

名古屋大学は、世界屈指の研究大学として発展するための方策として、「社会との架け橋:『ものづくり』に貢献するイノベーションと社会的価値の創出を実現するための産学官連携を含む多様な連携の積極的な活用」を掲げ、「アジアと学び世界に挑む勇気ある知識人を育て、人類の持続的繁栄に貢献する世界トップレベルの大学を目指す」こととしている。未来社会創造機構は、産学連携研究拠点としての機能を強化し、社会と強く連携した新たな研究領域や教育を創造し、国際共同研究を推進することが求められている。本シンポジウムの開催により、本学の国際化、アジア戦略を加速させるだけでなく、産学連携研究と人材育成の融合を促進し、本学が目指す世界の実現に貢献する。

※「日・タイ修好130周年記念事業」への申請を予定している。

4. 全学同窓会の理念との関連

本シンポジウムの開催は、名古屋大学全学同窓会の理念のうち、「名古屋大学が社会に開かれた大学になるように大学と連携協力する」、「名古屋大学の声価を高め優秀な人材を集めるように大学と連携協力する」及び「留学生を含む同窓生などの活動を把握し、大学と連携協力をはかり情報交換と人的交流を促進する拠点を形成する」に沿うものである。名古屋大学全学同窓会タイ国支部には、開催への協力をお願いする予定であり、同窓生が有する幅広い人的ネットワークと豊かな知見は、今後の国際産学官連携の推進に資するものと期待される。また、海外で様々な分野で活躍する同窓生との対話を通じて、本学学生の国際感覚の醸成を図り、国際的視野を育むだけでなく、多様性を理解、受入れ、協働することができるグローバル人材の育成にも貢献する。

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