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支援事業

名古屋大学人力飛行機製作サークルAirCraft
 鳥人間コンテスト出場及び優勝に向けての機体製作及び運用

1. 代表申請者名

安形 尚憲 (工学部 機械・航空宇宙工学科 2年)

2. 事業の期間または行事等の開催日

平成30年8月〜平成31年7月末
 大会日時 平成31年7月末

3. 支援を受けようとする活動の概要

当サークルは、毎年7月末に琵琶湖にて開催される鳥人間コンテストの人力飛行機プロペラ機部門に出場し、記録更新及び優勝することを目指して活動しております。毎年、機体設計から開発、製作、運用に至るまでその9割以上を自分たちで行っており、実績として、2014年および2016年の人力飛行機タイムトライアル部門での優勝(歴代記録2位、3位)と、2017年度人力飛行機プロペラ機部門においてのチーム記録更新などがあります。これらの活動が評価され、平成24年度総長顕彰受賞、平成26年第5回教育者懇談会において紹介されました。またこれらに加え2018年9月には、あいち航空ミュージアムオープンプレイベントにおける展示や日本航空宇宙学会中部支部主催の航空宇宙フェアにおける展示など、当サークルや人力飛行機に関して一般の皆様へのご理解を深めるための広報活動も積極的に行っております。

2016年大会を最後に当サークルが好成績を残してきた人力飛行機タイムトライアル部門が廃止となった為、2017年度大会より飛行距離を競う人力飛行機ディスタンス部門に出場しておりますが、新部門に変更されてからは、2017年度大会では大会に出場したものの、今までとは全く異なる競技内容にパイロットが対応しきれず非常に残念な結果に終わってしまい、2018年度大会では昨年の失敗を生かして更なる記録更新を目指しましたが、大会に出場するための書類選考で落選し、機体を琵琶湖に持っていくことさえも叶いませんでした。

当サークルは高い機体製作精度を持つ一方で、ディスタンス部門の出場経験が少ないため、琵琶湖で取るべき飛行ルートなどの知識が少なく、他チームと比べてパイロットの練度が低いことが課題です。この課題を克服する為、新たにVRヘッドマウントディスプレイを導入し、エルゴサイザー及び既存のシミュレーターと組み合わせることでパイロットが本番さながらの状況で日々練習出来るようにし、パイロットの練度を高くすることを考えております。

タイムトライアル部門で培った機体製作技術に加え、パイロットの練度の向上によって、ディスタンス部門で結果を出せるよう、平成31年7月末に行われる鳥人間コンテストへの出場、そして優勝に向け機体を製作中です。

4. 全学同窓会の理念との関連

当サークルの活動は学術研究や教育の一助となり、国内外で指導的な役割を果たし得る人材の養成に貢献し得るものです。また、テレビ番組にて放映されるだけでなく、先に述べたような広報活動も積極的に行うことにより、名古屋大学の声価を高め優秀な人材を集めることにも貢献できます。

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