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支援事業

文学部創立70周年記念事業

申請代表者名 人文学研究科・研究科長 佐久間 淳一



文学部は、今年、1948(昭和23)年の創立以来、70周年の節目の年を迎えました。文学部ではこれを記念し、これまでの文学部の歩みを振り返り、これからの文学部のあり方を考える機会として、創立70周年事業を実施することになりましたが、その事業の一部として、10月20日の第14回名古屋大学ホームカミングデイの当日、豊田講堂シンポジオンホールにおいて、記念講演会とシンポジウム、および関連展示を行いました。ホームカミングデイ当日に開催したのは、創立70周年ということで、卒業生にも大勢集まってもらいたかったということがありますが、幸い、全学同窓会にもこの事業の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜ることができました。この場を借りて御礼申し上げたく存じます。

午前中の記念講演会では、詩人の伊藤比呂美氏を講師にお招きし、「いつか死ぬ、それまで生きる」と題して、人生100年時代の人の生き方についてお話しいただくとともに、来場者の皆さんから寄せられた悩み事に対するライブ人生相談も行いました。また、コメンテーターとして、国際日本文化研究センターから坪井秀人氏、名古屋大学から金山弥平氏、榊原千鶴氏にご参加いただき、人文学ならではの哲学的、文学的視点で、講師の伊藤比呂美氏と意見交換を行いました。シンポジオンホールが満席になるほど、大勢の方にご来場いただき、大変ありがたく存じます。午後のシンポジウムでは、「LGBTQフレンドリーな大学とは?」と題して、広島修道大学の河口和也氏、関西大学の井谷聡子氏、三重大学の劉 靈均氏にお話しいただくとともに、来場者の皆様も含め、活発な意見交換を行いました。こちらも、近年大いに注目を集め、議論が沸騰している話題ですが、人間とは何か、人間はどう生きるべきかを考える文学部の70周年記念企画としては、まさにうってつけだったのではないかと思います。展示企画も併せ、ホームカミングデイ当日のイベントは盛況のうちに終了することができました。

シンポジウム風景

シンポジウム風景

展示風景

展示風景

講演会風景

講演会風景

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