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支援事業

「大学生のコミュニケーションってどんなもの?」

申請代表者名  工藤 晋平 
学生支援本部(旧 学生支援センター)・准教授(前 特任准教授)



令和2年度、ホームカミングデー学生支援センター企画について、名古屋大学全学同窓会の大学支援事業の助成をいただきました。この企画は当初、大学生とのコミュニケーションをテーマに講演と座談会を行うことが予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、大学のあり方や家族のあり方が見つめ直される中で、改めて青年とのコミュニケーションを考えるという企画としてのテーマが打ち出されました。また、開催形態もオンラインとなり、手探りで作業が進められました。

当日は、31名の参加者を得て、第1部として青年期の親子のコミュニケーションについての講演(アビリティ支援センター・工藤晋平)および学生支援センター利用学生の保護者による体験談、第2部として分科会での保護者同士の経験の共有や情報交換が行われました。

講演では、自立に向けて青年期の子どもは親に拒否的な態度を取りながら、困った時だけ頼ってくるため、そのことに親が腹立たしく感じることがありうること、コロナ禍のような不安定な状況では誰もが落ち着かなくなって衝突が生じやすいこと、親の役目は灯台のように道を照らすことと戻ってくる場所を用意しておくことで、そのためにも保護者同士で励まし合う今回の企画が大事だと考えていることをお話しました。保護者2名からは子どもが留年や休学になって苦しかったこと、学生支援センターでの相談をしながら、コロナ禍が幸いしたり、本人の努力もあって、今は落ち着いていることの語りを伺いました。分科会では短い時間ながらお互いの情報交換や意見交換が見られています。事後のアンケートには時間が足りなかった、もっと話したかった、などの感想が寄せられました。

この詳しい報告は、学生支援センター改め、学生支援本部のプロフィールに掲載をしています(https://www.gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp/publications/pdf/profile2021_ja.pdf


第1部:講演の様子

第1部:講演の様子

第1部:保護者体験談の様子

第1部:保護者体験談の様子

第2部:分科会後の情報共有時の様子

第2部:分科会後の情報共有時の様子

学生支援本部(旧 学生支援センター)のプロファイルにも掲載(https://www.gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp/publications/pdf/profile2021_ja.pdf


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