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支援事業

「国際開発研究科サミット2021」の開催

1. 申請代表者名

山形 英郎(大学院国際開発研究科長・教授)

2. 事業の期間または行事等の開催日

日程:2021年7月24日(土)〜25日(日)
会場:大学院国際開発研究科・多目的オーディトリアム
形式:対面およびオンラインのハイブリッド形式

3. 支援を受けようとする活動の概要

1991年に設立された大学院国際開発研究科は、グローバル化する世界が直面する諸問題の実態解明とその解決策を研究している。この研究を通して、国際機関・各国政府・市民社会等による政策立案・実施過程に貢献し、持続可能なより良い社会を実現することをめざしている。

さらに、世界の研究機関や政策立案・実施機関と連携し、社会科学分野における学際的な研究教育を通じて、グローバル社会が抱える課題解決の方策を模索できる「勇気ある知識人」の育成を行っている。こうした目的のもとに本研究科は、30年近くの間、多数の外国人留学生を受け入れ、94カ国・地域から1,201名の外国人同窓生を輩出してきた(2020年3月現在)。

今後、グローバルな同窓生ネットワークを強化することが研究科の重要なミッションである。その具体策の一つは、国際開発研究科同窓会組織と連携を図り、多くの各国支部を立ち上げることである。すでに2019年11月に国際開発研究科同窓会タイ支部を立ち上げており、2020年10月に国際開発研究科同窓会インドネシア支部の立ち上げが予定されている。

図1 国際開発研究科修了生ネットワークと各国支部

図1 国際開発研究科修了生ネットワークと各国支部

加えて、2021年には本研究科設立30周年を迎える。この設立記念行事の一環として、@準備が整った各国支部の一斉立ち上げ、Aこれに乗じた修了生および現役生が学術交流を行える「国際開発研究科サミット2021」(以下、サミット)の開催を企画した。特にサミットのプログラムとして実施する研究発表および意見交流会は、将来的に国際共同研究に発展させることを大きな狙いとしている。

まず、サミット第1日目は、基調講演「国際開発研究科30年の変遷と展望」を開催する。その後、修了生および現役生による研究発表セッション(その1)を行った後、国際開発研究科同窓会各国支部のお披露目会(その1)を実施する。

サミット2日目は、まず研究発表セッション(その2)を実施する。そして、国際開発研究科同窓会各国支部のお披露目会(その2)に続いて、国際開発研究科同窓会総会・意見交換会・懇話会を実施する。これを通して、旧交を温めつつ、同窓会組織の強化と同窓生間の人的交流ネットワーク活性化を図ることにより、同窓生相互が情報交換と相互啓発を行いつつ、各地域における国際開発の進展に貢献することを目的としている。

国際開発研究科サミット2021
テーマ:振り返るGSIDの30年間と世界イシューの挑戦(仮)
於:名古屋大学大学院国際開発研究科多目的オーディトリアム
2021年7月24日(土)〜25日(日)
プログラム:
1日目(7月24日(土))
 基調講演「国際開発研究科30年の変遷と展望」
 研究発表(その1) 3セッション(パラレル形式)
 同窓会各国支部のお披露目会(その1)
2日目(7月25日(日))
 研究発表(その2部) 3セッション(パラレル形式)
 同窓会各国支部のお披露目会(その2)
 同窓会総会・意見交換会
 懇談会
4. 全学同窓会の理念との関連

本事業の趣旨は、全学同窓会の活動理念「留学生を含む同窓生などの活動を把握し、大学と連携協力をはかり情報交換と人的交流を促進する拠点を形成する」に沿うものであり、国際開発研究科同窓会との積極的な連携を行いながら実施する。本事業の成功により、@名古屋大学修了生との人的ネットワークの活性化や各国の社会開発に対する直接的貢献が期待されるのみならず、A名古屋大学の国際交流の実質的推進、とりわけ各国で活躍する同窓生との連携を図る上で大きな貢献を果たすことができる。

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