The 1st Annual Public Seminar of Nagoya University Alumni Association Thailand Branch
申請代表者名 CHENCHITTIKUL Veeraya(チェンチティクン・ウィラヤー)
国際機構国際連携企画センター
特任助教・バンコク事務所 副所長
全学同窓会タイ支部 秘書・メンバー
2020年12月18日(金)に全学同窓会支援事業として採択された本学同窓会タイ支部主催イベント「The 1st Annual Public Seminar of Nagoya University Alumni Association Thailand Branch Titled ‘Adaptation and Recovery after A Year of COVID-19: Prospects and Challenges’」を開催しました。当イベントはメーファールアン大学(タイ・チェンライ県)が共催し、本学バンコク事務所がイベント実施に協力しました。経済や観光に関わる政府機関の官僚、金融系シンクタンク、マスコミ及び学者や学生など、合計54名(うち6名はオンライン参加)の参加者を集めました。
基調講演者をはじめ、パネリストやモデレーターは全員名古屋大学の同窓生であり、それぞれの分野においてタイ国内有数の専門家として本イベントに参加しました。基調講演をおこなったProf. Dr. Kitti Limskul氏(経経済学者・計量経済分野、本学経済学研究科修了)は、首相のアドバイザーや教育大臣補佐・財務大臣補佐の経験を持つ経済学者で、コロナ禍の影響によるタイ景気循環の変動について講演されました。円卓会議ではAsst. Prof. Dr. Rugphong Vongsaroj氏(経済学者・観光分野、本学国際開発研究科修了)とDr. Ekachai Piensriwatchara, MD(タイ保健省健康増進局長、本学医学研究科医科学専攻医療行政コース修了)がコロナ禍対策を経済と医療の観点から意見を交わし、セミナー参加者からの質問にも回答しました。
また共催大学であるSchool of Innovation, Mae Fah Luang Universityの学生が、新型コロナウィルス感染症の対策で国境の閉鎖で苦しむ人々窮状の調査を基にした展示会を同時開催しました。
このイベントを通して、多方面の分野でタイ国内をリードする本学同窓生がコロナ禍対策にまつわる知識の普及を通して社会貢献することとなりました。