活動内容

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支援事業

名古屋大学グローバルスチューデント・アンバサダープログラム

1. 申請代表者名

木 ひとみ(国際教育交流センター 特任准教授)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2022年4月?2023年3月

3. 支援を受けようとする活動の概要

<目的・背景>
コロナ禍において、学内の国際交流や共修の機会の実践が難しく、対面とオンライン活動を模索しながら進めているが、活動の機会が減っている現象が見られる。名古屋大学近郊に居住している留学生たちの中には、寮やアパートからオンライン授業を受けることが多く、孤独感を感じている声が聞かれる。今後、日本への入国規制の緩和はされる予定ではあるが、時間を要する予定で、2022年度も母国から授業を履修している留学生も多いことが見込まれている。このような状況の中で、学生間の繋がりを築きにくい様子が見られる。コロナ禍において、キャンパス(オンライン含めて)の国際交流や共修の機会を増やし、学生間のネットーワークを広げ、エンパワーメントしていく必要性がある。 本事業では、応募制により、名古屋大学の国際化に貢献することを目的としたグローバルスチューデント・アンバサダーを募る予定である。グローバルスチューデント・アンバサダーとなる留学生や一般学生が協働で、コロナ禍において学生が参加しやすい国際交流や共修の機会を対面、オンラインによって創出し、実践する機会を提供する。本事業の展開によって、グローバルスチューデント・アンバサダー学生たちには、リーダーシップやチームビルディング、交流・共修プログラムのコーディネーションに関する研修を提供し、チームで企画運営を進めることにより、卒業後も国際社会において指導的な役割を果たせるよう、実社会に応用できる多様な能力を身につける機会となることが期待される。さらにグローバルスチューデントアンバサダーが名古屋大学において提供する交流・共修プログラムにより、より多くの留学生が他学生と交流し、日本文化や多文化理解などの交流機会に参加することができ、コロナ禍における孤独感や日常のストレスなどを低減する機会に繋がることが期待される。 <活動の概要>
具体的には、2022年度春学期、秋学期にグローバルスチューデント・アンバサダーを募り(毎学期15名程度)、研修を実施する(チームビルディング、リーダーシップ、プログラム企画、コーディネーション等)。研修を受講後、アンバサダーとなる学生たちはチームに分かれ、交流・共修活動の企画を練り、アドバイジング部門と連携しながら実践する。名古屋大学のコロナ禍における活動方針や基準に基づき、オンラインや対面による活動を進める。 渡日できていない留学生たちにも積極的にグローバルスチューデント・アンバサダーとして活動できる機会を提供し、名古屋大学における課外活動に関わることによって、大学との繋がりや他学生とのネットワークが構築できるよう支援する。グローバルスチューデント・アンバサダーとなる学生たちには、イベント開催時には活動時間に合わせて、謝金の支払いが可能な場合には、短期雇用の謝金を提供する。

4. 全学同窓会の理念との関連

今回申請する「名古屋大学グローバルスチューデントアンバサダープログラム」に期待される効果は、参加学生は名古屋大学の国際化に自分の強みを活かして発揮し、リーダーシップ能力、多文化間コミュニケーション能力、プログラムコーディネーション能力、そしてコロナ禍におけるレジリエンスの力を高め、卒業後も国際社会において指導的な役割を果たせるよう、実社会に応用できる多様な能力を身につける機会となることが期待される。この趣旨は、全学同窓会の理念(3)の「全学的見地から、学術研究、教育および学生の支援を行い、国内外で指導的役割を果たし得る人材の養成を通して、人類の福祉と文化ならびに産業に貢献する」に関連づけられる。加えて、(4)の「留学生を含む同窓生などの活動を把握し、大学と連携協力をはかり情報交換と人的交流を促進する拠点を形成する」に関連して、名古屋大学在学中から、同窓生との交流を促進し、今後名古屋大学卒業後に同窓生として、在学生への交流活動を発展させるイメージを持つことができると考えられる。

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