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支援事業

名古屋大学模擬国連NUMUN2023の開催

1. 申請代表者名

Wan Ching LAI(ワン チン ライ) (経済学部3年生、G30)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2023年5月3日―4日

3. 支援を受けようとする活動の概要

模擬国連NUMUN2023は、名古屋大学留学生会(NUFSA)と名古屋大学国際学生グループ(NUISG)が企画し、国際本部グローバル・エンゲージメントセンターと共催して、ゴールデンウィーク期間中の2023年5月3日−4日の2日間で開催する予定である。模擬国連は参加者が一国の大使(少人数グループ)の役割を担い、特定の議題について実際の国連における会議と同じように担当国の政策や歴史、外交関係などに照らし合わせて、議論を進め評決も行う。英語を公用語として用い、一定のルールに従って発言し、議場でのマナーについても規定に従う。NUMUN2023はテーマとして様々な戦争(内戦、経済戦争、国際紛争など)を取り上げ、参加者のレベルに応じて3つの異なる委員会を設ける。日本全国の高校生から大学生・大学院生の一般参加を募り、最大77名の参加を予定している。多様な文化背景をもつ留学生ならびに日本人を含む国際学生が参加するが、参加者らの討議技法のスキルアップとともに、国際問題への理解を深め、国際交流を発展させる機会となることが期待される。

4. 全学同窓会の理念との関連

名古屋大学模擬国連NUMUNの企画・実行にはNUFSAやNUISGに所属する国際プログラム群グローバル30(G30)学生が携わり、オーガナイザーとなって開催にあたるほか、動画・写真の撮影と編集やダンス・音楽の披露などソーシャルイベントにもかかわる。G30学生を主とする国際学生ら約25名の協力を見込んでいる。G30プログラムは2011年に開始され、2015年秋に最初の卒業生が出て以来、これまでに多くの卒業生が国の内外で活躍している。しかし残念ながら、これまで卒業後のG30同窓生間の連絡は乏しかった。 2022年4月末に名古屋大学で初めてNUFSA/NUISG学生が自主的にNUMUNを開催した実績をもつが、広報や運営などの面で自主開催がための制約もあった。NUMUN2023は名古屋大学共催の公的行事として今後とも毎年継続的に名古屋大学で模擬国連を開催するためのノウハウを得ることに留意して計画する。継続的なNUMUN開催は、G30学生ばかりでなく他の名古屋大学留学生や日本人学生に対しても国際理解を深め連帯意識を形成する契機となる。そしてNUMUN同窓生ネットワークの構築は、G30学生間の結束を強めると期待される。特に、SNSを通じて卒業後も名古屋大学への帰属意識形成を促し、世界各地で活躍する卒業生と在学生との接点を設け、将来NUMUNで講演やメッセージを依頼することも可能となる。 模擬国連は日本の高校や大学のサークル等で盛んに行われているが、一般に部分的に英語を用いているに過ぎない。NUMUNは、参加募集から開催日当日の委員会討議や運営まで、すべての過程を英語で行う特色がある。これはG30学生が主体となって企画・実行するおかげであり、名古屋大学のさらなる国際化につながる。海外では模擬国連開催が盛んであり、NUMUN同窓生ネットワークと他の名古屋大学同窓生ネットワーク、さらに国内外の模擬国連ネットワークの相乗効果によって、海外における名古屋大学の知名度を上げ、国際評価を高め、そして名古屋大学への留学希望者が増えることも期待される。

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