韓国支部創立総会
平成１７年５月５日（木）に韓国ソウルのアミガホテルにて、名古屋大学全学同窓会の韓国支部が設立されました。平野総長が、高麗大学の１００周年記念行事に招待されたため、代表幹事の私と総務企画部の佐藤課長補佐が同行して韓国を訪問しました。
５月３日に出発し、その日に高麗大学長と会見し、夜は国会議長主催の晩餐会があり、４日は午前中が高麗大学見学で、１００周年を記念して建てられた大規模な建物や設備を見学しました。このとき、参加大学に各１本ずつが割り当てられたカエデの記念植樹を平野総長が行いました。午後は、学長／総長のみの２１世紀の大学の使命に関する討論会がシーラホテルで行われました。ノムヒョン大統領も挨拶されたため、非常に厳しいセキュリティーチェックがありました。夜は、ソウル市長主催の晩餐会があり、学生などによる豊富なパフォーマンスもありました。
５月５日の午前中に高麗大学の１００周年記念式典が高麗大学の正門前の野外ステージで行われました。６０以上の全世界から参加した学長／総長や、韓国内の学長、政財界人、高麗大学同窓生などがひな壇にならび、その前の芝生広場に1000人以上の卒業生などが集まって式典が行われました。各大学の校旗を先頭に入場があり、多くの学長／総長は、学位のガウンを着用していました。平野総長を始めひな壇の人たちは、１人１人紹介されました。また、ノムヒョン大統領もビデオで挨拶するなど、錚々たる韓国の政財界人や同窓会会長の挨拶などがありました。非常に盛大な１００周年記念行事でした。
ホテルから見たソウル市内 |
高麗大学長と平野総長 |
高麗大学長との会見 |
高麗大学 |
名大の記念樹の前で |
平野総長の植樹 |
高麗大学記念式典 |
全学同窓会創立総会は、５月５日の午後に、アミガホテルで１６時から行われました。今回は、韓国内の名古屋大学の留学生などで作られていた４つの同窓会支所の会長や役員を中心に、韓国全土から約３０人の参加がありました。多くの方が、大学の先生になっておられました。当日は、韓国でも子供の日の祝日で、日本以上に家族と一緒にいる必要があるようで、遅れてこられる参加者もおられました。趙駿衡先生（江原大學校教授）の司会で始まり、最初に平野総長の挨拶がありました。尹（ユン）炳虎先生（江原大學校教授）が韓国支部の支部長（会長）になられることの報告があり、挨拶がありました。その後、あらかじめ作られていた韓国支部旗が平野総長から尹先生に渡されました。その後に、私と佐藤さんが平野先生から紹介されました。参加者の日本留学時代の思い出話がたくさん出て、和やかな雰囲気で会が進行しました。今後は年に１回は総会を開き、同窓会活動も活発化させるということでした。
総会の後で、日本でいうカラオケスナックのようなところを貸切り、２次会が行われました。卒業生たちが、流暢な日本語でカラオケをするのを聞き、韓国であるのを忘れるほどでした。
韓国支部の人たちには、中野連携委員会委員長を中心に、あらかじめ連絡を取り、名簿をいただくとともに、創立総会の事前打ち合わせをしていました。特に、平野総長の教え子である金判采先生（東新大學校教授）には、会場手配や支部旗の作成などで大変お世話になりました。連休中の強行日程でしたが、なんとか無事韓国支部を立ち上げることができました。連休中にも関わらず、平野総長には創立総会に最後までおつきあいいただき深く感謝いたします。
紹介される平野総長 |
尾池京大総長と平野総長 |
韓国支部創立看板の前で |
高支部旗の授与 |
参加者写真 |