同窓会について

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設立理念

大学は大きな変革期を迎え、新しい大学のあり方が模索されている。名古屋大学ではその一環として、名古屋大学学術憲章を平成12年に制定した。その中で、名古屋大学は基幹的総合大学としての責務を持続的に果たすために、活発な情報発信と人事交流が必要であるとしている。大学が社会へ向けて情報発信および研究教育活動への参加や支援を求めるためには、大学構成員の努力だけでなく同窓生などの支援協力が不可欠であり、同窓会組織は重要な役割を果たす。

従来は、部局同窓会が同窓生間の情報交換や親睦などの役割を果たしてきた。しかし、その活動はそれぞれの部局に限定され全学的な広がりを持つことは少なかった。今後、大学の研究教育および同窓生などの社会的な活動を広く情報共有し、大学と同窓生などとのつながりを強める新しい形の同窓会活動が必要とされている。

社会に開かれた大学として名古屋大学が発展していくためには、大学と同窓会の緊密な連携が必要とされており、大学と同窓会は連携して社会に一層の情報公開を行い、社会から種々のニーズを汲み上げる必要がある。また、同窓生にとって、専門分野を越えての情報交流は従来にもまして重要であり、名古屋大学に全学同窓会組織を設立することが必要である。

名古屋大学全学同窓会は,以下の活動を行う。

  • 1)全学的な見地にたって、部局同窓会と連携しながら卒業生、学生、教職員の交流の場を提供する。 また、名古屋大学全体の種々の活動に関する情報を同窓生などに発信する。
  • 2)中部地域の基幹的総合大学として、名古屋大学が地域社会や産業界と協力しながら進んでいく中で、全学同窓会は部局同窓会などと協力しながらその核となる。
    すなわち、名古屋大学全体の情報発信や人的交流において、全学同窓会は中心的な役割を果たし、名古屋大学が社会に開かれた大学になるように大学と連携協力する。
  • 3)全学的見地から、学術研究、教育および学生の支援を行い、国内外で指導的役割を果たしえる人材の養成を通じて、人類の福祉と文化の発展ならびに産業に貢献する。名古屋大学の声価を高め優秀な人材を集めるように大学と連携協力する。
  • 4)留学生を含む同窓生などの活動を把握し、大学と連携協力をはかり情報交換と人的交流を促進する拠点を形成する。
  • 5)各部局同窓会の相互の連携協力をはかるとともに、部局を越えた横断的な同窓会活動や組織造りを支援する。

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