2004年アチェ地震津波と2006年中部ジャワ地震における学生ボランティア活動の交流
1. 代表申請者名
木股 文昭(環境学研究科・教授)
2. 事業の期間または行事等の開催日
平成19年1月8日(月)〜14日(日)
3. 支援を受けようとする活動の概要
インドネシアのシャクアラ大学とバンドン工科大学から、2003年スマトラ地震津波と2006年中部ジャワ地震で救援ボランティアとして活躍した学生を招き、彼らからその教訓を聞くと同時に、名古屋大学の留学生を中心とする救援募金活動などの教訓を交流する。
4. 全学同窓会の理念との関連
大学の研究教育活動ではもはや国際性抜きでは考えられない状況になっている。しかしながら、学生も含めた国際交流はまだまだ敷居が高く、具体的な取り組みが遅れている。一方では2004年アチェ地震津波と2006年中部ジャワ地震の救災では、地元の学生が先駆的な役割を現実に果たしている。この様な活動は今後、名古屋大学でも求められると同時に、積極的に行うべきと考える。その要望にこたえるには、インドネシアで先駆的な活動を実施した学生グループを招聘し、その経験から学ぶことは重要である。ボランティア活動も同窓の先輩諸氏の参加でより充実すると考える。