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支援事業

「坂田昌一デンマーク日記1954年 出版事業」の実施

1. 代表申請者名

益川 敏英(坂田昌一日記・書簡刊行委員会代表 / 素粒子宇宙起源研究機構 機構長)

2. 事業の期間または行事等の開催日

平成23年度中

3. 支援を受けようとする活動の概要

平成23年は、坂田昌一博士の生誕100年記念の年にあたる。坂田博士は現在の素粒子論の基礎となるきわめて大きな足跡を残した名古屋大学の先人であるのみならず、主宰した研究室で益川敏英や小林誠をはじめとする多くの研究者を育て上げた偉大なメンターでもある。本事業では、坂田博士がデンマークに滞在した1954年の日記と往復書簡を出版することで、博士の思想や人となりを、博士を直接知らない若い世代に継承し、名古屋大学に在籍する多くのメンターや学生によい影響を与えることを目標とする。

4. 全学同窓会の理念との関連

多くの研究者・同窓生を育て、小林・益川のノーベル賞受賞へとつながった名古屋大学の研究スタイルを根付かせた坂田昌一教授について広く知ってもらい、名古屋大学の同窓生であることを誇りとしてもらうために、生誕100年の年に本書を出版しアピールすることは大いに意味があることと考える。

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