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支援事業

公開シンポジウム「教師教育における総合研究大学の役割」の成果の卒業生への普及と還元に関する事業

1. 代表申請者名

久野 弘幸(大学院教育発達科学研究科・准教授)

2. 事業の期間または行事等の開催日

平成28年3月13日(日)

3. 支援を受けようとする活動の概要

教育発達科学研究科では、平成28年3月28日に研究科主催行事として公開シンポジウム「教師教育における研究総合大学の役割」を開催する予定である。本シンポジウムは次のようなプログラムで構成されている。

第1部 10:00〜12:00

  [基調講演]  教師教育の政策と実践における学術研究の役割:ケンブリッジ大学の事例から


    Elaine Wilson, University of Cambridge

      講師紹介・通訳  久野弘幸(教育発達科学研究科准教授)


第2部 13:00〜17:00

  [事例発表]  「先導的な教育実践の取組とそれを支える教師の専門性」


    愛知県立旭丘高等学校の取組から    黒川 千鶴子

    愛知県立岡崎高等学校の取組から    稲垣 貴也

    名古屋大学教育学部附属中・高高等学校の取組から  山田 孝

    愛知県総合教育センターの取組から       福島 宏・米津 明彦・織田 剛


  [パネル討論] 「研究大学としての教師教育」


    笹尾 幸夫    愛知県立旭丘高等学校長

    杉浦 慶一郎   愛知県立岡崎高等学校長

    磯谷 和明    愛知県総合教育センター 所長

    植田 健男    教育発達科学研究科教授、教育学部附属中・高等学校長

    大谷  尚    教育発達科学研究科教授、高?大接続研究センター長、副研究科長



本事業においては、この第1部および第2部の声記録から報告書を作成し、県内外の高等学校および中等教育学校に配布することを主な事業とする。加えて、シンポジウムの後には、世界有数の研究総合大学で教師教育を行っているケンブリッジ大学のウィルソン教授と参加した同窓生・在学生が言葉を交わしながら交流する機会を設け、研究大学を卒業した(する)教員の役割と可能性について、具体に即して意見交換をする。

4. 全学同窓会の理念との関連

本事業は、近年「スーパーサイエンススクール」や「スーパーグローバル高校」などの事業に見られるように研究総合大学である本学を卒業した同窓生だからこそ活躍できる領域が拡大している教育現場の状況において、同窓生が自己の特性や役割を生かして学校内外の課題に応えられるように支援することを意図している。また、本事業自体は、研究科長最良経費等により実施するものであるが、県内外で教職に従事する同窓生が必ず参加できるという状況にない。

そのため、事業から得られた成果をより多くの同窓生に還元できるように報告書を作成し、当日の参加が得られなかった同窓生をはじめ、県下の高校に配布することを通して成果の普及を図ることが必要である。

なお、教職については、教育学部はもちろんのこと、文学部や理学部、工学部などほぼすべての学部から免許の取得および教員への就職がなされており、全学的な意義を有している。

http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/upload_images/data_gakubu.pdf

また、本事業を通して本学在学生で教職に関心のある学生と教職に従事する同窓生が、出会うことで、卒業生と在籍学生の間の交流ならびに将来に向けての意見交換を行うことができる。

以上の点から、本事業は、全学同窓会の設立の趣旨に合致するものであると考える。

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