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支援事業

NUFSA留学生の家族のための日本語・日本事情コース
ベビーシッターボランティア継続プロジェクト

1. 代表申請者名

Lee Vincent Cherng Hsi  (NUFSA(名古屋大学留学生会)会長)
              (工学部 機械・航空学科 電子機械専攻 3年) 

2. NUFSA留学生の家族のための日本語・日本事情コース開催日

(4月〜7月・10月〜2月 各28回 火曜日・木曜日開催)

3. 支援を受けようとする活動の概要

NUFSA(名古屋大学留学生会)では、1987年より「NUFSA留学生の家族のための日本語・日本事情コース」を主催している。本コースは留学生に帯同して来日した家族(主に配偶者)に日本語や日本文化を教えるとともに、孤独になりがちな家族たちにコミュニケーションの場を提供し、新しい環境への適応を促してきた。これまでに2000名以上が本コースで学び、世界中でその成果を伝えている。現在は受講料と地域のライオンズクラブからの寄付、および名古屋大学留学生後援会からの補助金により運営している。

本コースの受講者約30〜50名の約3分の1は育児中で、そのうち幼児を連れてコースに通う人も多い。(保育園に入園する子どももいるが、来日後すぐに入園するのは難しい。)受講者たちが日本語の授業に集中できるよう、長年地域ボランティアグループ「ひろば」がベビーシッターをしてくださっており、コース継続の大きな力となっている。しかし、他の多くのボランティアグループと同様に、本グループもメンバー減少や高齢化の問題を抱えており、解散の危機に直面している。

ベビーシッターが継続できないと本コースの運営自体が難しいため、現在、名古屋大学こすもす保育園での一時保育利用や、地域の有償託児グループへの依頼も検討中であるが、経済的負担が大きく、有効な手段をただちに見つけるのは難しい状況にある。まずは今後1年間、ボランティア団体「ひろば」に活動を継続していただき、その手伝いとして名古屋市の「子ども・子育て支援センターすくすく」に人材派遣を依頼したい。この期間に、様々な学内外の機関にも呼びかけながら、ベビーシッター継続の方策を探っていきたい。

4. 全学同窓会の理念との関連

本コースによって留学生の家族が日本での生活を安心して始められることは、名古屋大学の留学生の生活を支える大きな力になっている。留学生のみでなく配偶者やその子どもたちも、修了後世界のあちこちで学習の成果を伝えながら生活しており、名古屋大学の国際化や日本の国際交流に寄与している。

本コースの継続を支援していただくことは、名古屋大学の研究・教育や人的交流、そして学生組織が主催する活動を支援するという全学同窓会の理念に添うものであると考えます。

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