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支援事業

名古屋大学2017年度秋季参加型競技プログラミング大会

1. 代表申請者名

謝 昊辰(情報文化学部自然情報学科学部三年生)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2017年の12月中1週間程度

3. 支援を受けようとする活動の概要

概要
情報化が大いに進む昨今、プログラミングスキル、並びに計算的思考力は今後の知識人にとって欠くことのできないコアスキルと成りつつある時代の流れに鑑み、プログラミング教育、又より一般的に計算機科学教育の普及が要務だと存じ、その働きとして、我々は参加型の競技プログラミング大会の名古屋大学に於ての開催を進めております。競技プログラミングとは、参加者が規定時間以内規定問題をプログラムを作成することによって解決することを競う競技のことであります。この種の競技は参加者に計算的思考力の基となる知識(具体的にはアルゴリズム及びデータストラクチャに関する知識)、問題解決スキル、及びプログラミングスキルなどを総合的に問う知的スポーツの一つであり、国際的には盛んに行われています。本事業では「参加型」を特徴とした競技プログラミング大会の名古屋大学に於ての開催を主なる内容とします。通常の競技プログラミング大会の趣旨に添え、本企画はプログラミング教育の学内での普及を主な狙いとし、競技会の他、学習資料の配布や事前講習会の開催など、今迄プログラミングに触れる機会の少い学生も参加でき、計算的思考力を身につけることができるような工夫を施す予定であります。この企画を機に参加者がプログラミング、乃至は計算機科学に興味が生じ、大会後も関連トピックを継続的に学習することを期待しております。将来の人類社会に貢献できる優れた人材の育成に少しでも助勢できるのが何よりの願いであります。


形式
本企画は競技会を中心とし、事前に講習会と予習課題を設ける予定であります。大会の一環として競技プログラミング大会の典型であるACM-ICPC国際大学対抗プログラミングコンテストの参加経験者を招待し、講演して頂く予定もあります。又、東海エリアのIT関連企業を中心にスポンサーシップの募集をかけ、その協賛金を用いて競技会の賞品を用意する他、スポンサーによる挨拶や産業界の紹介も予定しております。大会の最後に、立食懇親会を設け、参加者、講演者、主催者、協賛・後援者を招いて交流の場を用意する予定もございます。関連イベントとして名大OBのITベンチャー経営者に協賛を呼びかけ,協賛会社の経営者によるIT起業セミナーも検討しております。仮のプログラムについては付録Bをご参照ください。


予想規模
本事業は計算機科学教育の普及を主な狙いとしており、大学生が欲がるような賞品の用意や適切な宣伝の徹底などの手法を通して大規模で行う予定であります。200~400人の参加者を目標として募集する予定であります。


本事業の継続に就いて
本企画が成功を納めた場合、同様な企画を年間行事として行う思いであります。又、本企画の実行委員である謝は計算機科学の学内サークルSicss Societyを組織しており、関連トピックを継続的に学習する意欲のある学生にはその場を提供しております。


組織委員会
現在本事業の組織委員会は以下の四名からなっております。各メンバーのプロフィールについては付録Aをご参照ください。
謝昊辰 実行委員
時田恵一郎 設営委員兼学術顧問
ジャック・ガリグ 出題委員兼技術顧問
石原和恵 運営顧問


4. 全学同窓会の理念との関連

本事業は学内での計算機科学教育の普及を目標としており、人材育成に貢献し、人類の福祉と文化の発展に繋がることを期待しております。又本事業は単一の部局に限定せず、全学の学生を参加対象としており、社交の場も幾つか用意され、学内の部局間交流に推進的な効果も期待しております。その他スポンサーを招くことによって本学と東海エリアの産業界の間の交流の機会にもなることを念願しております。本事業に関してマスメディアにも報道の依頼を送る予定であり、本学からの情報発信ともなれれば幸いだと存じております。

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