名古屋大学全学同窓会-NAGOYA UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION-

名古屋大学アフリカ学生会設立プロジェクト

1. 代表申請者名

リ・チェルノ (国際開発研究科　国際開発専攻　修士１年)

2. 事業の期間または行事等の開催日

�@２０１７年１０月２８日（土）
　�A０１８年０５月２５日（金）

3. 支援を受けようとする活動の概要

名古屋大学アフリカ学生会（ASANU）とは、名古屋大学に在学しているアフリカ人学生を集め活動を行っている団体である。活動の目的として、アフリカ人学生同士の友好関係・共通理解・仲間意識の構築、アフリカに関する正しい情報の提供、アフリカ文化や価値観についての理解、日本で行う研究・留学の機会・情報を集め、得た情報をアフリカだけでなく日本の研究者や学生に提供することである。

4. 全学同窓会の理念との関連

全学同窓会の理念と深く関連している点は、情報発信・人的交流と文化の発展である。ASANUの企画は、名古屋大学内でのアフリカ人学生統合の促進、彼らの社会生活の充実、アフリカ文化伝承を通じた日本文化との繋がり、アフリカ研究とその発展を目指している。情報発信の点において、さまざまな企画が行われる。たとえば、名古屋大学内のアフリカ研究者が集まり、研究発表を行い、アフリカ各国について紹介することが企画に含まれている。各国の社会、経済、政治、文化について紹介することも情報発信として大切な役割を果たす。人的交流に関して、アフリカ人と日本人の交流の場を提供が考えられる。アフリカンデーでは、普段日本人が関わる機会が少ないアフリカ人と交流する機会を設けることができる。アフリカの文化を実際にアフリカ人と体験でき、また交流を通じてアフリカ人学生も日本文化を知り、互いの交流を深めることができる。文化の発展として、ASANUの企画が提供した体験により個人がそれぞれに持つ文化の変化や、日本人学生とアフリカ人学生が提携したイベントを行うきっかけとなる。日本国内において、日本とアフリカとの関係を築く機会は少ない。ASANU企画は、名古屋大学にとって国際的なアピールができるとともに、今後アフリカと日本間での架け橋をつくる場所としても貢献できると考えられる。