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支援事業

名古屋大学フォーミュラチームFEM
4輪独立駆動EV車両による全日本学生フォーミュラ大会制覇

申請代表者名  工学部物理工学科材料工学コース4年 中野 匠望



私たち名古屋大学フォーミュラチームFEMは2003年のチーム結成から毎年9月に開催されている全日本学生フォーミュラ大会に参戦しています。2014年大会においては海外チームを含め96チームの中で総合優勝・経済産業大臣賞受賞を果たしました。また、2015年よりEVプロジェクトを発足、約1年半の準備期間を経て2017年大会よりEV車両にて大会に参戦し、2017年・2018年と2年連続でEVクラス優勝・国土交通大臣賞受賞を果たしています。そして2019年大会では、これまでの1モーター車両ではなく4輪それぞれにモーターを搭載する4輪独立制御車両によって参戦するため、全学同窓会様からのご支援のもと搭載モーター/インバーターを購入させていただきました。

2017年から4輪独立制御について準備を進めていましたが、電子制御面だけでなく機械構造面についても従来の車両から大きな変更を強いられたために課題が山積していましたが、そんな中でもシミュレーターを活用し、車両モデルを用いて車両を作り上げていきました。その結果全98チーム(うち海外27チーム)が参戦した第17回全日本学生フォーミュラ大会において、加速性能を競うアクセラレーション部門、旋回性能を競うスキッドパッド部門ともに4位を獲得するなど、高い次元でのバランスに優れた車両を作り上げることができました。また、車両設計についても、その妥当性・狙いを自動車メーカーのエンジニアとディスカッションするデザイン審査では3位、特別賞もベスト電気回路設計賞1位など合計3つの部門でいただくことができました。結果としてこれら種目別成績を合算した総合成績では参戦以来3年連続となるEVクラス優勝を果たし、ガソリン車を含めた総合では2年連続となる3位となりました。この成績は全学同窓会様をはじめ多くのスポンサー様の温かいご支援なしでは成し得ませんでした。ここに感謝申し上げます。

これからも私たちはよりハイレベルな欧州勢や、近年台頭著しいアジア圏勢のチームに「勝つ」ため、今年度の反省を踏まえ来年度車両の設計製作に取り組み続けていきます。もし私たちの活動に興味を持っていただけた方、資金面・技術面でのサポートを検討していただける方がいらっしゃいましたら個人・法人問わずご連絡いただけると幸いです。

2019年車両

2019年車両

集合写真

集合写真

大会完走直後

大会完走直後

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