活動内容

ホーム»活動内容/支援事業/平成30年2月末締切分»

支援事業

ダン・ホアン・オワイン司法副大臣講演会

1. 代表申請者名

國分 典子 (法政国際教育協力研究センター・センター長)

2. 事業の期間または行事等の開催日

2018年10月19日(金)

3. 支援を受けようとする活動の概要

大学院法学研究科は、1999年に大学院に英語コースを設置し、法整備支援事業の一環として、留学生の受入を通じてアジア諸国における法律家育成に取り組んできた。2018年4月、本研究科修了生のダン・ホアン・オワイン氏が、ベトナム社会主義共和国司法副大臣に就任された。同氏は、本学留学前からベトナム司法省で勤務しており、帰国後は、国際協力局副局長、同局長などを歴任され、ベトナム司法省の国際活動の中核を担ってこられた。本学との関係でも、ベトナム司法省との全学間学術交流協定締結、M口道成総長(当時)および鮎京正訓理事・副総長(当時)へのベトナム司法省メダル授与にも重要な役割を果たすとともに、全学同窓会ベトナム支部の活動およびネットワーク拡大にも多大な貢献があり、本学のベトナムとの国際協力活動および国際交流活動において、同氏の存在は不可欠である。この度、同氏の上述の功績が認められ、国際交流貢献顕が授与されることとなり、2018年10月のホームカミングデイ開催時に授与式に出席することとなった。

近年、ベトナムに進出する日本企業が年々増加しており、産業界からもベトナムとの連携は注目を集めている。そこで、同氏の来日中に、JETROおよび中部経済連合会等と連携し、同氏による「ベトナムと日本〜経済・産業・学術・人材の相互交流の重要性〜(仮)」と題した講演会を開催することにより、ベトナムとの交流を軸にどのような産学連携ができるのかを議論する。その際、本学法学部同窓生にも公開し、交流の場も設ける。同講演会を通じて、名古屋大学の人材育成の成果を産業界に対して発信することにより、法整備支援事業に対する新たな財政的支援を得る契機とする。

4. 全学同窓会の理念との関連

本事業は、ベトナム支部同窓生、法学部同窓生、学生、教職員の交流の場を提供するとともに、法学研究科・CALEの法整備支援事業を発信する機会とする[「全学同窓会設立理念」1)に関連]。近年の日本企業のベトナム進出にともない、産業界よりベトナムへの関心が高まっているが、本事業を実施することにより、ベトナムとの交流を軸とした産学連携を検討し、社会に開かれた大学をめざす[「全学同窓会設立理念」2)に関連]。本事業を通じて、同窓生の活動を把握することができ、また、ベトナム国内外で指導的役割を果たしている同窓生の活躍を学内外に広く発信することにより、名古屋大学の名声を高めることができる。なお、講演会は、本学学生にも公開とし、学生が同窓生の活躍を知る機会となる。[「全学同窓会設立理念」3)、および4)に関連]。

このページの最初へ

Copyright © NAGOYA UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION. All Rights Reserved.