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支援事業

名古屋大学経済学部/経済学研究科 創立 百周年記念事業
国際経済政策研究センター国際シンポジウム『持続可能な発展のためのイノベーション』

申請代表者名 大学院経済学研究科・研究科長  福澤 直樹



2020年に百周年を迎える名古屋高商・名古屋大学経済学部/経済学研究科の周年記念事業のプレ企画として、「経済学研究科附属国際経済政策研究センター」と「一般社団法人キタン会」は、2019年11月20日から三日間にわたり、第31回国際経済政策研究センター・キタン国際学術シンポジウム「持続可能な発展のためのイノベーション」を開催しました。国際貿易振興機構・アジア経済研究所、湖北経済大学とも共催し、中国、シンガポール、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、タイなどの国々と国内から合計101名の参加を得て活発な議論を行いました。その課題として、国連の持続可能な発展目標SDGsを中心に、気候変動、グリーン・低炭素経済、環境保護、技術革新、未来のエネルギー、および国際協力の在り方などを含み、関連分野の一層の研究強化を呼びかけました。

その初日である11月20日は一般の皆様に公開する基調講演会とし、全学同窓会からのご支援により、日本語と英語、また中国からの参加者も多いため中国語も加えた3チャンネルの同時通訳のファシリティーを整えつつ、野依記念学術交流館にて開催しました。Kaveh ZAHEDI・国連アジア太平洋経済社会委員会副事務局長、王毅・中国全国人民代表大会常務委員会委員、高橋康夫環境省参与、賀克斌清華大学環境学部長、Andreas L?schelドイツ科学技術アカデミー会員・ミュンスター大学教授、増田義彦豊田工業大学理事長ら計9人が、国連のSDGs目標と東南アジア諸国の努力、中国の大気クリーン化活動の進展と問題、日本の水素自動車の開発とゼロエミッション社会の企画などについて、一般の皆様にも分かりやすいかたちで講演を行いました。また当研究科の薛進軍教授は、低炭素の経済学をはじめ、名古屋大学発の「持続可能な発展学」の研究成果を披露し、これからの連携と共同研究の強化を呼び掛けました。

 この公開シンポジウムにより、経済学部/経済学研究科の国際的研究活動並びに協力態勢の成果を広く情報として発信し、また環境問題という人類共通の課題に対し学術分野の垣根を越えて議論する場を設けることとなり、研究活動の社会へ向けての情報発信・情報共有という全学同窓会の理念に適う活動ができたと考えております。ご支援まことにありがとうございました。

公開シンポジウム基調講演者

公開シンポジウム基調講演者

公開シンポジウム終了後 関係者集合写真

公開シンポジウム終了後 関係者集合写真

公開シンポジウム会場の様子@

公開シンポジウム会場の様子@

公開シンポジウム会場の様子A

公開シンポジウム会場の様子A

(会場の様子の@でもAでも、オリジナルサイズですと、皆さんが同時通訳のイヤホンをつけているのがよく分かります。)

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