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支援事業

大学対抗英語ディベート世界大会の挑戦

代表申請者名  松永 友裕 (工学部機械航空工学科4年)



英語ディベートとは,ある論題に対し肯定・否定のチームに分かれて、議論の説得力を競い合う競技です。この競技では、参加者の信条に関わらず無作為に肯否定と論題が決定され、論題発表後15分の準備で7分間のスピーチを行い、スピーチの説得性を基に審判が勝敗を決定します。論題は政治や司法制度、フェミニズム、国際関係など幅広い分野のテーマを含み、英語力だけでなく、多様な社会問題に対する教養、説得力のある話を即興で構成する論理的思考力が必要とされる知的競技です。私達ESSは約10年前からこの競技に参加し,国内外の大会に参加してきました.

今回私達は,全学同窓会の支援を受け,タイで開催された世界大会へ参加してきました。この世界大会は年に一度年末年始に開催され、今回で40回目を数える歴史ある大会です。今大会では,50ヵ国,243の大学から434チームが参加しました.大会は9日に渡って以下のように開催されます.12月27日に会場に到着し,28日はレクチャーや開会式,12月29日から31日までは予選が行われました.1月1日は予選の疲れを取るため休日であり,2日,3日に決勝トーナメント,閉会式が開催され,4日に解散となりました.

名古屋大学からは2チーム4人の選手を派遣しました.メディアの中立性,自由貿易の推進やオリンピックの廃止など高度な論題に両チームとも果敢に挑戦しましたが,残念ながらどちらのチームも予選を突破することできませんでした.しかし,世界各国から来た選手と交流を深め,世界トップレベルの試合を間近で見たことで,大いに刺激を受け,今後の活動の強いモチベーションとなったようです.

また,片方のチームは世界大会の準備の一環として,台湾で開催された北東アジア大会に出場し,外国語としての英語話者部門で優勝しました.海外大会での優勝は本学初の快挙となります.世界大会の結果には悔しいものもありましたが,世界大会に向けて私達は研鑽を積み,実力をつけることができたと考えています.

このような素晴らしい経験は,全学同窓会の支援なしでは実現しませんでした.この場を借りて,全学同窓会の皆様にお礼申し上げます.

世界大会集合写真

世界大会集合写真

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