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支援事業

大学対抗英語ディベート世界大会の挑戦

1. 申請代表者名

松永 友裕(E.S.S 部長・工学部機械航空工学科4年)

2. 事業の期間または行事等の開催日

大会期間:2019年12月27日から2020年1月4日

3. 支援を受けようとする活動の概要

英語ディベートはある論題に対し肯定・否定のチームに分かれて、議論の説得力を競い合う競技である。この競技では、参加者の信条に関わらず無作為に肯否定と論題が決定され、論題発表後15分の準備で7分間のスピーチを行い、スピーチの説得性を基に審判が勝敗を決定する。論題は政治や司法制度、フェミニズム、国際関係など幅広い分野のテーマを含み、英語力だけでなく、多様な社会問題に対する教養、説得力のある話を即興で構成する論理的思考力が必要とされる知的競技である。私達ESSは、この競技を約10年前から行っており、2017年には北東アジア大会で準優勝、2018年には総長顕彰受賞の実績を上げた。加えて、2018年には名古屋大学クラウドファンディング事業を利用し、アジア大会参加費を集め、その報告会を開催し松尾総長を含む出資者の方々にも高く評価されている。

今回私達はタイで開催される、英語ディベートの大学対抗世界大会への参加を予定している。この世界大会は年に一度年末年始に開催され、今回で40回目を数える歴史ある大会である。世界大会という名前の通り、世界各国、各地域の大学から400チームが集い世界一を目指す。磨き上げたディベートの技術をぶつけ合うだけでなく、ディベートを通じて世界中の大学生との友情を育み、このグローバル化する現代社会における価値観の多様性を学ぶことができる。今大会では私たちの部から2チーム4人の選手を派遣する予定である。

4. 全学同窓会の理念との関連

本活動は主として、全学同窓会理念3)に寄与すると考えられる。英語ディベートを通じて、国際社会でも活躍できる英語力、文理の枠に囚われない幅広い分野への教養、多面的に物事を考える論理的思考力を身に着けることができる。特に世界大会は英語ディベートの能力を向上させる世界最高峰の機会である。従って、今回の活動を通じて今後の国際社会を牽引する人材を輩出することが可能となり、人類の福祉と発展及び産業に貢献可能である。中長期的には、今回の世界大会で切磋琢磨することで、最高峰の舞台での経験を積んだ選手が後進の指導に当たることが可能となり、名古屋大学の英語ディベートのコミュニティを強化することが可能となる。また、世界を舞台に活躍する学生の姿は、名古屋大学の名声を高め、優秀な人材を集める一助となることが期待できる。

これに加えて、私達の部は全学同窓会理念1)と2)にも寄与することが可能である。前述したクラウドファンディング事業を通じて、名古屋大学卒業生や私達の活動の支援者の方々と交流する機会があるため、私達の活動をクラウドファンディングで培ったコミュニティを利用して発信することもまた可能である。これは通常の広報活動で情報が届きにくい卒業生や地域社会の方々への情報発信と人的交流の側面で、全学同窓会の活動に貢献可能である。

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