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支援事業

@ASANUによる異文化交流イベント
AASANU主催によるアフリカ地域に関する学術カンファレンス

1. 申請代表者名

ジャフワ アエグべ ジャン ノエル(国際開発研究科 国際開発協力専攻 修士1年)

2. 事業の期間または行事等の開催日

@ 2020年7月25日(土)

A 2020年12月19日(土)

3. 支援を受けようとする活動の概要

名古屋大学アフリカ学生会(ASANU)とは、名古屋大学に在学しているアフリカ人学生を集め活動を行っている団体である。活動の目的の一環として、アフリカ人学生同士の友好関係・共通理解・仲間意識の構築、アフリカに関する正しい情報の提供、アフリカ文化や価値観についての理解、日本で行う研究・留学の機会・情報を集め、これらの得た情報や知見をアフリカのみならず、日本の研究者また、多くの学生に提供することである。

第一に7月に行われる異文化交流イベントでは、北アフリカと西アフリカのように異なるアフリカ大陸の持つ文化の多様性などの差異をお互いに共有し、その後にアフリカの留学生は日本の多様な文化を学び、日本の留学生はアフリカの文化を学び、相互学習の機会につなげる。

また第二回に行われるアフリカ地域に関する学術カンファレンスでは、アフリカ地域に造詣が深い日本人の研究者による講演とともに、アフリカ人の研究者や実務家、アフリカ地域に興味のある日本人学生、アフリカ地域からきている留学生が集い学術交流を通してお互いの知的好奇心を向上させるイベントにしようと企画している。
イベント計画
@ ASANUによる異文化交流イベント
・ASANUについてのプレゼンテーション
・アフリカ文化の紹介(写真展・楽器の演奏とダンス)
・日本文化の紹介(楽器の演奏など)
A ASANU主催によるアフリカ地域に関する学術カンファレンス
・ASANUの紹介
・アフリカの研究をしている日本人研究者1名による招待講演
・名古屋大学に在学する学生(留学生&日本人)4名によるアフリカに関する研究発表
・アフリカに関する一つの論題に対する全体パネルディスカッション(パネリストは研究者)

4. 全学同窓会の理念との関連

今回企画している事業と全学同窓会の理念と深く関連している点として、情報発信と人事交流の2つがあげられる。1点目に今回企画しているASUNUの1つ目の企画では、共通して、名古屋大学内でのアフリカ人学生統合の促進、彼らの社会生活の充実、アフリカ文化伝承を通じた日本文化との繋がり、アフリカ研究とその発展を目指している。すなわち、これは中部地域の基幹的総合大学として、アフリカ文化伝承を通じた日本文化(特に中部地域の文化)との繋がり、アフリカ研究とその発展を目指している.

二点目にASANUの企画を通して国内外の人材(OBやOG,また地域の人々)が共に企画し、共に指導しあうことによって、お互いの能力を育み、向上させることができる。そこでは普段日本人が関わる機会が少ないアフリカ人と交流する機会を設けることができる。アフリカの文化を実際にアフリカ人と体験でき、また交流を通じてアフリカ人学生も日本文化を知り、互いの交流を深めることができる。さらには、地域の人々も巻き込むことができ、開かれた大学として社会活動に貢献できると考えている。

そして、2つ目の企画では主に名古屋大学内に在籍しているアフリカに関する学術の研究者(大学院生等含む)が集い、研究発表を行い、アフリカ各国の現在おかれている状況について紹介する。たとえば、各国の社会、経済、政治、文化について紹介することも情報発信として大切な役割を果たす。また学術という意味で人的交流の観点からアフリカ人の研究者と日本人研究者の交流の場を提供することにもつながる。

この点は、日本国内において、日本とアフリカとの関係を築く機会は少ないことに由来し、この視点は学内、そして同窓会との連携協力を図ることによって名古屋大学にとって国際的なアピールができるのに加えて、今後アフリカと日本間での架け橋をつくる場所としても貢献できると考えられる。

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