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支援事業

名古屋大学大学院環境学研究科20周年記念行事
シンポジウム「次世代環境人材の育成 SDGsの先を目指して」

1. 申請代表者名

山岡 耕春(大学院環境学研究科長、教授)

2. 事業の期間または行事等の開催日

令和3(2021)年10月16日(土)

3. 支援を受けようとする活動の概要

本事業は、環境学研究科設立20周年の記念事業としておこなうシンポジウムである。テーマは、「次世代環境人材の育成?SDGsの先を目指して」とし、2030年の実現を目指して国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に沿った施策や民間企業、市民団体のさまざまな活動が展開する中で、その担い手となる人材を広く社会に送り出す大学として、環境問題の解決を通じて人類の持続的発展を担う人材の育成を考えるシンポジウムである。本年度のホームカミングデイに合わせて実施し、同窓生にも広く広報をする。

文理融合による環境問題の解決に向けて2001年に設立された環境学研究科は、「環境学を支える自然・都市・社会を対象とした領域分野を深化させるとともに、各領域の融合により環境問題解決への道筋を示し、その成果を領域分野の発展に還元させる人材を養成すること」を目的として大学院教育を進めてきた。文理融合を進めるために体系理解科目を開講し、設立以来継続して、修士課程の全員がこの科目を履修している。また、グローバルCOEプログラム「地球学から基礎・臨床学への展開」(2009-2013年度)や国際環境人材育成プログラム(NUGELP)などを通じた新たな教育の展開、2020年に立ち上げた特定基金「次世代環境人材育成事業」の実施、社会人向け学位プログラムの検討に至っている。そのような状況下で環境学研究科設立20年を迎えたこの機に、次世代の環境人材の育成を、2030年目標のSDGsの先、これからの20年後。30年後も見据えて考えていくシンポジウムである。

そのため、環境学に関わる複数の学会(環境科学会・環境社会学会)関係者から基調講演をおこなってもらい、大学と共に国際的な環境人材育成に関わってきたJICA関係者、実際に環境学研究科で教育を受けた修了生、環境学研究科教員を交えてパネルディスカッションをおこなう。なお、全国規模での「環境学会」が存在しないことを念頭に、今回のシンポジウムを契機に複数の環境学関係学会が連携する「環境学連合」の設立の場を名古屋大学環境学研究科が提供するものでもある。-2013年度)や国際環境人材育成プログラム(NUGELP)などを通じた新たな教育の展開、2020年に立ち上げた特定基金「次世代環境人材育成事業」の実施、社会人向け学位プログラムの検討に至っている。そのような状況下で環境学研究科設立20年を迎えたこの機に、次世代の環境人材の育成を、2030年目標のSDGsの先、これからの20年後。30年後も見据えて考えていくシンポジウムである。

テーマ:次世代環境人材の育成?SDGsの先を目指して

プログラム
1)基調講演:
  @渡辺知保氏「私達が決める人類の寿命」
  〔環境科学会長/日本健康学会理事長/長崎大学学長特別補佐兼大学院熱帯医学・
  グローバルヘルス研究科 教授〕」
  A牧野厚史氏「環境への想像力と学融合研究の将来」
  〔環境社会学会長/熊本大学大学院人文社会科学研究部教授〕
2)パネルディスカッション:次世代環境人材の育成?SDGsの先を目指して
  渡辺知保氏+牧野厚史氏
  永石雅史氏〔名古屋大学工学研究科教授、元JICA職員〕
  木本 洋氏/成瀬将史氏/長谷代子氏〔名古屋大学環境学研究科修了生〕
  中塚 武氏〔名古屋大学環境学研究科教授〕
日程:2021年10月16日13:30-15:30(ホーム・カミングデイ)(予定)
形式:ウェビナーを基本
主催:名古屋大学大学院環境学研究科
後援:中部経済同友会、JICA中部センター、名古屋大学大学院人文学研究科、名古屋大学大学院理学研究科、名古屋大学大学院工学研究科(いずれも手続き中)
備考:記録をPDFファイルで作成し、環境学研究科HPに掲載

4. 全学同窓会の理念との関連

本事業は、全学同窓会の設立理念に記されている複数の理念のうち、「国内外で指導的役割を果たしえる人材の養成」を担うものである。また、輩出される人材は、地域社会や産業界で活躍する人材であり、「地域社会や産業界と協力」「学術研究や教育の支援」という理念に合致している。なお、「産業界と協力」の一環として、中部経済同友会から後援していただく内諾を得ており、現在、正式手続き中である。

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