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支援事業

在学生と卒業生をつなぐキャリアのプラットフォーム
「ワタリニフネ」開設

1. 申請代表者名

船津 静代 学生支援本部キャリアサポートセンター 副センター長

2. 事業の期間または行事等の開催日

令和4年10月〜令和5年9月

3. 支援を受けようとする活動の概要

進路探索する学生と、卒業生が自由にやりとりできるプラットフォーム「ワタリニフネ」をSNS上に設置します。
このプラットフォームを利用して、社会で活躍する名古屋大学の先輩に、学生は進路探索上の疑問質問をしたり、仕事・私生活の様子に触れることで自分たちのキャリアについて考えたりする機会を持つことができます。卒業生は学生の問に答えながら自らのキャリアについて振り返り整理する契機になります。また、卒業生同士も日ごろ気になるキャリア(生活〜ビジネス)に関する事々などを互いに相談しあい、刺激を与えあうことが可能になります。このことを通じ、在学生だけでなく卒業生を含めた、包括的なキャリア形成を支援します。
これまでも、学生支援本部が担当する1・2年生向け全学教養科目の中で「先輩の話が聞きたい」ニーズは高く「教えて先輩」と題し卒業生や内定者に後輩の質問に答えてもらう単元は大変好評です。また、同窓会のご支援を受けて開講されている「キャリア形成論」でも多様な卒業生のキャリアに触れることで学生の進路探索に大きな刺激が提供されており、先輩とつながりたい学生のニーズは就活生だけでなく低学年から存在しています。卒業生同士で言えば、先般DO室が開催された同窓生交流会「きゃりあカフェ」には多くの卒業生が集い、育児や転職についての話題をきっかけに活発なやりとりが展開されていました。学生支援本部でも毎年ホームカミングデイでOBOGの交流会を主催し、卒業生は日ごろ気になることなど互いに熱心に語りあっています。大学が提供する「卒業生同士が安心して交流できる場」のニーズは高いと考えられます。
しかし、前述の講義やイベントのたびに「次回も参加したい」「もっとつながりたい」という声を毎回耳にしますが単回での開催ではその後のつながりをもちにくい現状です。そこで、卒業生や在学生が継続的に手軽につながることが可能なプラットフォームを用意し、@在学生の質問に答える「教えて先輩」の部屋、A卒業生が互いの近況を報告できるコーナー、?気になるテーマを掲げて関心者が集えるオープンチャット部屋やCイベント開催告知コーナーなどが可能なSNSを運用したいと考えます。セキュリティや利便性を検討し、利用SNSとして若者と親和性の高いライン公式アカウント+Lステップ+オープンチャットで運用を考えています。
今年度のホームカミングデイから開設し、まずは1年間の運用とします。以下の同窓会理念との関連性や利用状況からツールとして有効と判断されれば、関連部局と相談し継続を判断したいと考えます。

4. 全学同窓会の理念との関連

SNSを使い安心してつながれるコミュニティを提供し、卒業生・在校生が積極的につながる機会を提供することは「部局を越えた横断的な同窓会活動や組織作りを支援する」同窓会理念はもとより「卒業生のネットワークを強化し、国内外の卒業生・修了生のコミュニティを通じた社会との連携を深める」という名古屋大学中期目標・中期計画にも合致します。若手卒業生にあたる就活サポーターのOB会はフェイスブック上で400人のつながりを持っており、キタン会はじめ各部局OB会でも若手がつながる機会を模索されており、本企画は若手同窓会集団の形成におおいに役立ち、今後の全学同窓会の発展に貢献すると考えます。就職活動や卒業後まで視野にいれた長期にわたるキャリア形成を支援できれば「国内外で指導的役割を果しえる人材の要請を通じ、産業に貢献する」という同窓会の理念の活動内容に合致します。

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