活動内容

ホーム»活動内容/支援事業/平成30年2月末締切分»

支援事業

仕事と子育ての両立を支援するための環境整備

1. 申請代表者名

永田 雅子 こすもす保育園運営協議会議長 
       心の発達支援研究実践センター 教授

2. 事業の期間または行事等の開催日

通年

3. 支援を受けようとする活動の概要

本学では、男女共同参画事業の一環として、学内保育施設を設置し、職員および学生による仕事と子育ての両立を支援しています。東山キャンパス内のこすもす保育園(定員60名)は、生後57日〜未就学児の保育を行うことで、子育て中の職員や学生のキャリアと生活、子どもたちの成長を支えています。園庭の遊具は園児にとって非常に楽しみなものであり、子どもたちの発達にとっても重要な役割を果たしています。しかし2006年の開園から16年が経ち、園庭に設置した滑り台の老朽化が甚だしく、塗装が殆ど剥がれ、怪我が危惧されるほどの状況になっています。安全・安心な保育を提供し、子どもたちの発達を支える環境を整備していくことは必要不可欠ですが、大学の予算が厳しい中、現状では購入予算を確保することができません。全学同窓会には開園時には園庭のログハウスの設置をご支援いただきました。今回改めて、屋外遊具(滑り台)の新規購入への支援を何卒お願いいたします。

4. 全学同窓会の理念との関連

学内保育園は、本学の学術研究、教育を支える教職員が広く利用する施設です。1999年施行の「男女共同参画社会基本法」を受け、全国にさきがけ2003年に男女共同参画室(当時)を設置し、いちはやく男女共同参画を推進してきた本学において、同園は、見える形で大学の姿勢を社会に発信する象徴的な施設でもあります。現在本学が基幹7大学中、女性教員比率上位にあること、国連機関UN Womenが取り組むHeForShe事業において世界の10大学に選出されたことの背景には、こうした保育園や全国初の常設型事業所内学童保育所など、キャリア継続を支える活動が評価をされてきたことがあります。また本園では、附属学校や医学部保健学科の実習も引き受けることになり、学生教育にも一定の役割を果たしてきました。学内にこうした施設を有することは、本学の掲げているDIEB(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング)を体現するものであり、国内外で指導的役割を果たし得る人材輩出の過程で、不可欠な活動であることを、ご理解いただきますようお願いします。

このページの最初へ

Copyright © NAGOYA UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION. All Rights Reserved.