活動内容

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支援事業

「まちづくりとひとづくり part 2 −名大建築60年」

1. 申請代表者名

荒木 慶一 環境学研究科 教授

2. 事業の期間または行事等の開催日

令和5年11月11日(土)

3. 支援を受けようとする活動の概要

名古屋大学建築学教室が1999年から毎年開催してきた市民向け講座「まちとすまいの集い」は,建築学教室の教員による研究および教育成果の市民への還元の場として,毎年,好評を得ている。2023年はその25回目を迎え,また,同年は同教室の設立60年も重なる。そこで,それらを記念し,市民や建築界への研究成果・教育成果の還元をはかるべく,建築を学んだ同窓生が社会で活躍する姿や,彼らが携わった具体的な建築作品を紹介する講演会「建築の魅力を創ってきた名大建築60年」と,同時に,これからの建築界を担う若手人材の育成の一環として高校生と建築を学び始めた学内の学部2,3年生を主な対象とした行事「建築の魅力を伝える名古屋大学東山キャンパスの建物」を開催する。

なお,名古屋大学建築学教室は2013年に設立50周年記念事業として「まちづくりとひとづくり−名大建築50年」を開催した。今回の企画は,それまでの蓄積を活かしながら,名古屋大学建築学教室の継続性を示す事業名称とした。

  • (1)フィールドセミナー「建築の魅力を伝える名古屋大学東山キャンパスの建物」
    • 日時:令和5年11月11日(土)13時〜15時
    • 場所:ESホール → 名大キャンパス(「対象@」のみ4程度のグループ分かれて見学)
    • 講演者:建築学教室教員⇒@キャンパス全体+グリーンベルト両側の景観、A豊田講堂、
    • 趣旨:高校生に東山キャンパスの建物(キャンパス全体+豊田講堂+古川記念館+減災館+グリーンベルト両側の景観等)を題材に建築魅力を伝えることで建築分野への進学を誘発し,人材育成にも貢献すると共に,名古屋大学への憧れを誘発する。同時に在学生も交えたイベントとすることで,名古屋大学建築学教室の魅力を伝える。
    • 対象:@建築に興味のある高校生,建築を学び始めた学内学部生
      A建築やまちづくりに関心のある市民
    • 定員:対象@:100名(高校生80人+学内学部生20人,対象A:100名
  • (2)講演会「建築の魅力を創ってきた名大建築60年」
    • 日時:令和5年11月11日(土)15時30分〜17時
    • 場所:ESホール
    • 講演者:名古屋大学建築学教室の卒業生・修了生4名(詳細は未定)
    • 趣旨:建築を学んだ同窓生が社会で活躍する姿や,彼らが携わった具体的な建築作品(豊田講堂改修現場+NIC+ES館+理学南館,ナゴヤドーム,県庁舎耐震化,スパイラル,街並み(有松・足助の国重要伝統的建造物群選定)など)を紹介することで,若手人材に具体的な将来像を描かせると共に,名古屋大学建築学教室の魅力を伝える。
    • 対象:建築に興味のある高校生,建築を学び始めた学内学部生,建築やまちづくりに関心のある市民
    • 定員:200名
4. 全学同窓会の理念との関連

支援を受けようとする活動は,「まちづくりとひとづくり」というテーマの下,名古屋大学建築学教室が1999年から毎年開催している市民向け講座「まちとすまいの集い」との25周年と建築学教室設立60年を記念し,市民や建築界への研究成果・教育成果の還元をはかり,同時に,これからの建築界を担う若手人材の育成の一環として高校生と建築を学び始めた学内の学部2,3年生に向けて,産業界で活躍する同窓生の協力を得ながら名古屋大学建築学教室の魅力を伝えると共に,名古屋大学への憧れを誘発しようというものである。これは,全学同窓会の設立理念に記されている「社会に開かれた大学」「地域社会や産業界と協力」「名古屋大学の声価を高め優秀な人材を集める」に合致している。なお,地域社会や産業界との協力を重視するため,(公財)名古屋まちづくり公社,(公財)愛知建築士会,(公財)日本建築家協会東海支部,(一財)日本建築学会東海支部から後援を受ける予定になっている。

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