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行事報告

第4回総会・ホームカミングデイ2005

1.はじめに

平成17年10月23日(日)に、名古屋大学ホームカミングデイと全学同窓会第4回総会が開催されました。名古屋大学ホームカミングデイは、名古屋大学主催で、全学同窓会が共催したものです。ホームカミングデイは、欧米の大学や日本の一部の私立大学では、古くから行われていますが、名古屋大学では、今回が初めてです。名大祭が、学生を中心とした行事であるのに対して、この行事は、大学が中心となって、卒業生や修了生を迎えて、大学の現状をお知らせするとともに、在学生や教職員と交流を行うものです。今回は、在学生の保護者や地域の人達もお呼びして、合計約2,000名の方々の参加がありました。

今後、入学式や卒業式と同列の行事として、大学が続けて行くことになりました。

ホームカミングデイ当日

ホームカミングデイ当日

 
2.ホームカミングデイ行事

1)部局行事と保護者向け行事

東山キャンパスで、午前中に、部局および部局同窓会の行事と学生の保護者を対象とした行事が行われました。詳しい内容は、全学同窓会のホームページに掲載されています。部局同窓会の総会と懇親会、研究室紹介、講演会などが主な行事でした。300名くらいが参加した行事もありました。

挨拶と大学紹介DVDの上映が行われました。その後、学生相談総合センターから就職支援やインターンシップに関する講演がありました。

さらにその後は、若尾理事や山本総長補佐(教養教育担当)などと保護者との質疑応答が行われました。保護者からは、大学の就職活動支援などを中心に質問がありました。学生の成績を保護者に送ってほしいとの要望も出ました。

保護者への大学紹介・就職説明など

保護者への大学紹介・就職説明など

 

2)研究紹介、教育紹介などのパネル

野依記念学術交流館で、本学の21世紀COEプログラム拠点研究を含め、文系・理系の幅広い分野から、約70のグループによる研究活動紹介がありました。沢山のパネル展示のほか、ビデオ上映や実験の実演など、名古屋大学の最先端の研究活動が紹介されました。

野依記念物質科学研究館1階では、高等研究院の紹介、同研究プロジェクトの概要、同教員に関する新聞記事等がパネル展示されました。

豊田講堂ロビーにおいて、名古屋大学文書資料室を中心として、名古屋大学のキャンパスの変遷を示す展示も行われました。新たに発見されたキャンパスの田村模型などの展示もありました。「ちょっと名大史」の冊子が無料で配布されました。

同じく豊田講堂ロビーで、大学院工学研究科・工学部の特色GP「創成型工学教育支援プログラム」の取り組み、大学院教育発達科学研究科・教育学部附属学校の「学びの杜」などの6件のパネルによる教育活動紹介や23のサークルの写真パネルによる部活動紹介が行われるとともに、学生総合支援課内の就職資料コーナーの公開が行われました。

また、午後に行われた講演会にちなんで、実物のトヨタF1カーが豊田講堂ピロティーに展示され、関連グッズも販売されました。同時に、名大バッジなどの大学関連グッズと生命農学研究科附属農場の生産物も販売されました。

野依記念学術交流館での研究紹介

野依記念学術交流館での研究紹介

豊田講堂ロビー展示紹介

豊田講堂ロビー展示紹介

トヨタF1カー見学(左から丹羽副会長、齋藤氏、平野総長、太田副会長)

トヨタF1カー見学(左から丹羽副会長、齋藤氏、平野総長、太田副会長)

 

3)施設公開

野依記念物質科学研究館では、ケミストリーギャラリーが公開されました。野依良治特別教授の受賞されたノーベル化学賞のメダルのレプリカや研究業績のパネルなどが好評でした。

附属図書館では、2005年秋季特別展「知の万華鏡−書物からみた18世紀の西洋と東洋」と中央図書館見学ツアーを行いました。学生の保護者は熱心に見学されていました。また、博物館では、新着標本「奈良坂源一郎の蟲魚圖譜 明治の博物画」の展示が行われました。

農場生産物と名大グッズなどの販売

農場生産物と名大グッズなどの販売

ケミストリーギャラリーの様子

ケミストリーギャラリーの様子

4)式典と講演会

豊田講堂で、午後2時30分から名古屋大学ホームカミングデイ開会式と全学同窓会第4回総会が、合同で行われました。

平野総長と丹羽宇一郎全学同窓会副会長の挨拶の後、伊藤代表幹事が会務報告を行いました。その後、全学同窓会評議員会で承認されたバングラデシュ支部の設立を記念して、イスラム・カーンさん(名大土木11期生)に、支部認定証と支部旗を授与しました。この授与式は大変好評でした。

その後、トヨタ自動車株式会社相談役で、株式会社デンソー副会長の齋藤明彦氏(昭和43年名古屋大学大学院工学研究科博士課程修了)による「F1の楽しみ方」と題する講演が行われました。F1カーの開発の苦労や、F1グランプリの楽しみ方など大変興味深い講演で好評でした。  講演後、昨年度、全国一位になった舞踏研究会の演舞がありました。

5)懇親会

午後5時から、シンポジオンで懇親会が行われました。今年5月に設立された韓国支部の支部長の尹(ユン)先生(江原大學校教授)とバングラデシュ支部長のイスラム・カーンさんから、名古屋大学のおかげで現在があるという挨拶があり、参加者一同から感動して大きな拍手が何度もわきおこりました。

民族舞踏団音舞と混声合唱団のパフォーマンスも大変好評でした。最後に、参加者一同で学生歌を合唱して和やかな内に懇親会は終了しました。

平野総長の挨拶

平野総長の挨拶

丹羽副会長の挨拶

丹羽副会長の挨拶

イスラム・カーン氏にバングラデシュ支部旗の授与

イスラム・カーン氏にバングラデシュ支部旗の授与

伊藤代表幹事からの会務報告

伊藤代表幹事からの会務報告

齋藤氏による講演

齋藤氏による講演

尹(ユン)韓国支部長挨拶

尹(ユン)韓国支部長挨拶

舞踏研究会による演舞

舞踏研究会による演舞

 
3.おわりに

参加された方々からは大変好評でした。特に、大学から初めて正式に招待された保護者からは大変好評で、今後も続けてほしいとの要望がありました。卒業生・修了生からも、もっと内容を充実させて、来年からも実施してほしいとの要望がありました。名古屋大学ホームカミングデイは、来年からも大学主催、全学同窓会共催で続けられる予定ですので、是非とも皆様のご参加をお願い致します。

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