モンゴル支部設立総会
去る平成21年9月3日(木)にモンゴル国の首都ウランバートルのバヤンゴルホテルで、名古屋大学全学同窓会のモンゴル支部の設立総会が行われました。これは、名古屋大学日本法教育研究センター(モンゴル)3周年記念行事と名古屋大学フィールドリサーチセンター開所式に合わせて行ったものです。多くのモンゴル人の名古屋大学卒業生・修了生や名古屋大学関係者が参列しました。大学側からは濱口総長、佐分理事、渡辺副総長、杉浦法学研究科長はじめ両センターと医学部の関係者にご出席いただき、全学同窓会からは、連携委員会委員長の中野先生と私が参加致しました。
設立総会では、日本語とモンゴル語の通訳を使って行われました。設立に向け整備した名簿では、モンゴル人の留学経験者など70名近くの同窓生がおられ、当日の参加者は、名古屋大学からの参加者を含め60名弱となりました。モンゴル支部の支部長は、元保健省事務次官で現在同省のプロジェクトマネージャーのDr. ALTATUYA Jigjidsuren(女性)がなられました。医学部のヤングリーダープログラムの修了生です。
設立総会では、中野連携委員会委員長の司会で、まず、濱口総長の挨拶がありました。日本法教育研究センター(モンゴル)の3周年と新たに開設するフィールドリサーチセンターの開所式に合わせて、モンゴル支部が、他の7つの海外支部に引き続いて設立されたことに対しての謝意と、今後の名古屋大学の国際交流の促進について決意が示されました。また、現在1300名を越える留学生がいますが、その内25名がモンゴル国からの留学生であることが紹介されました。今後、モンゴル支部が卒業生・修了生の精神的な支えになってほしいとの要請がありました。
その後、代表幹事の私から、豊田会長の祝辞を伝え、全学同窓会の設立の経緯や理念を説明し、大学が管理することになった電子名簿が、もうすぐ開始するので住所変更をインターネット経由で行ってほしいことと、今後、名古屋大学の国際交流の拠点になることをお願いしました。
挨拶の後、濱口総長から、同窓会のモンゴル支部旗と支部認定書を、モンゴル支部支部長のALTATUYA(アルタンツーヤ)さんに渡されました。そして、ALTATUYA(アルタンツーヤ)さんからの挨拶がありました。今回のモンゴル支部設立を同窓生は大変喜んでおり、今後、名古屋大学全学同窓会の理念に従って、大学や全学同窓会の情報を共有し、名古屋大学の情報発信や国際交流に貢献したいという話がありました。また、支部長選出方法なども含めた支部規約をつくり、継続的な活動するとともに、資金を集めて留学生を名古屋大学に送るような事業の必要性も話されました。
設立総会終了後に、総長を中心として卒業生・修了生が、支部旗を入れて記念撮影をしました。参加者の皆さんに大変喜んでいただいた設立総会になりました。
設立総会の後で、大学主催の祝賀会に、支部旗を持って合流して、楽しい交流のひとときをすごしました。
なお、今回の設立総会については、名古屋大学法学研究科の中村講師に大変お世話になりました。ここに厚くお礼申し上げます。
総長の挨拶 |
代表幹事挨拶 |
支部旗の授与 |
ALTATUYA(アルタンツーヤ)支部長の挨拶 |
総会会場 |
記念写真 |
バヤンゴルホテル会議場 |
歓迎用のゲル |
草原とゲル |
国会議事堂 |