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行事報告

平成26年度名古屋大学全学同窓会講演会・夕食会

平成26年度の名古屋大学全学同窓会の新規事業として,学士会と共催の講演会と夕食会が初めて開催されました.講演会は,平成26年11月26日16時から,学内の理学南館1階の坂田・平田ホールで実施されました.講演者の名古屋大学全学同窓会副会長の丹羽宇一郎氏は,学士会の理事でもあり,両組織主催の第1回目の講演会の講師としてお願いしました.講演会の司会は,全学同窓会代表幹事の私がしましたが,両組織の主催者挨拶は省略して,丹羽氏の経歴を簡単に紹介した後,直ぐに講演に移りました.

参加者は,総長をはじめとする学内構成員と全学同窓会の柴田副会長や岡田副会長をはじめとした卒業生と公募した一般市民で,合計約200名程でした.野村元副学長などの名誉教授の方々も多く参加されていました.学内では,若手の教員や学生も参加しており,多様な人達が参加した講演会になりました.

講演題目は,「グローバリゼーションと日本の将来」というもので,スライドを使いながら,全権日本大使をされていた時に,中国全土を回られたときのお話しや,最近の中国の政治情勢と経済情勢および関連した日本の将来に関して講演をされました.中国の共産党第18期中央政治局委員25名の顔写真のスライドを使って,政治局常務委員7名(チャイナセブン)の内5名は,第1期で定年となるので,第2期にチャイナセブンになる可能性の高い有力な政治局員についても話されました.個人的にも丹羽氏はよくご存知だそうです.

中国経済については,1950年代以後の状況と日本の戦後から今日までの状況を比較され,今後は中国の経済成長も鈍化することを具体的数字によって示されました.世界のGDPの67%,人口の54%,国土の48%をアジア26ヶ国が占めており,GDP上位4ヶ国である中国,日本,インド,韓国の経済の重要性を強調されました.各所で,スライドにはない重要な数字が正確に何も見ずに講演の中で出てきて,論理的なつながりがよく分かったという参加者の感想が後で出ました.非常に高度で,かつ,新聞などのマスコミからは得られない貴重な情報を多く含んだ講演会になりました.

講演会終了後,東山サロンに移動して,夕食会を実施しました.この夕食会は,少人数で実施するため,講演会参加者の中から全学同窓会と学士会の会員に限定して希望者をあらかじめ募っていました.結局,43名の参加になり,着席バイキング方式で行われました.

最初に,主催者を代表して全学同窓会の柴田副会長から丹羽氏への講演のお礼と参加者への歓迎の挨拶があり,その後,大学を代表してM口総長より挨拶がありました.簡単な挨拶と乾杯が,もう1つの主催組織である学士会の久保理事長よりされました.各テーブルに空き席が1つ用意して,参加者は任意に移動して,多くの人と懇談できるように工夫しました.夕食会の終了前に,松尾次期総長の挨拶があり,中締めを全学同窓会の岡田副会長がされました.大変和やかでよい夕食会であったという感想が多くの参加者からいただきました.


全学同窓会代表幹事 伊藤義人

講演会:丹羽全学同窓会副会長
講演会:丹羽全学同窓会副会長
講演会:講演会場の様子
講演会:講演会場の様子
夕食会:柴田副会長挨拶
夕食会:柴田副会長挨拶
夕食会:濱口総長挨拶
夕食会:濱口総長挨拶
夕食会:久保学士会理事長挨拶
夕食会:久保学士会理事長挨拶
夕食会:松尾副総長挨拶
夕食会:松尾副総長挨拶
夕食会:岡田副会長挨拶
夕食会:岡田副会長挨拶
夕食会:夕食会場の様子
夕食会:夕食会場の様子

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