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行事報告

全学同窓会米国支部が設立されました!

名古屋大学全学同窓会米国支部の設立記念総会が1月28日(土)に米国サンフランシスコのWestinホテルにて開催され、名大全学同窓会の16番目の海外支部として、米国支部が正式に設立されたところです。総会には、日本から、杉山総長、木村副総長・全学同窓会代表幹事、佐宗副総長、中野全学同窓会連携委員会委員長が参加して下さり、総長から米国支部長の岩浅邦彦氏に支部旗と認定書が手渡されました。ここでは、米国支部設立に至るまでの経緯、米国支部の概要、そして、今後の支部の活動等について、簡単にご紹介させて頂きたいと思います。

米国支部設立に至るまでの経緯

米国には潜在的に多くの名古屋大学同窓生がいると考えられていましたが、米国のその広大さにより同窓生が色々な州に散らばっており、在米名大同窓生等の実態を把握することが難しい状況だったと言えます。そうした中、2019年1月に米国在住名古屋大学同窓生等のゆるやかな集まりとして、米国在住同窓生有志一同により、名古屋大学米国フレンズ(Nagoya University Friends in the States)(以下、「NU Friends」)という組織が設立されました。事務局は、名大がノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル・パークに設立した現地事務所(Technology Partnership of Nagoya University, Inc.)(以下、「NU Tech」)が担うことになりました。


NU Friendsは定期的にNewsletterを発行したり、米国で活躍する同窓生を講師にお招きし、名大の現役学生等を対象にWebinarを開催したりするなどの活動を展開して参りました。また、米国在住の同窓生等からご寄付を募るFund raise活動も行って参りました。こうした活動がある程度根付いてきたところ、全学同窓会から米国支部の設立のお話を頂戴し、色々な方々からご協力・ご支援を頂きつつ、NU Friendsが発展的に米国支部へと位置づけられ、この度のサンフランシスコでの正式な米国支部設立に至りました。

米国支部の概要

米国支部は、全学同窓会からのご指導も頂きつつ、また、NU Friendsの特徴も踏まえ、対象とするメンバーは名古屋大学を卒業した同窓生はもちろんのこと、名大でStudy Abroadを体験された方、名大で研究活動を行っていた方、名大で勤務されていた方など幅広い方を対象としております。また、現在、米国在住の方々に加え、日本に帰国された方、すなわち、過去に米国に在住していた方も広く対象にしています。このあたりが、他の支部とは少し異なる特徴かもしれません。


米国支部の初代支部長には、岩浅邦彦先輩に就任して頂きました。岩浅先輩は、1969年に名大理学研究科で修士号、1974年に博士号を取得され、2008年にノーベル物理学賞を受賞された小林誠先生とはご同期でいらっしゃる方です。また、副会長には、米国富士通でPresident&CEO、Executive Advisorなどの要職を歴任されておられます松本均先輩(1977年工卒、79年同修士)に担って頂けることになりました。また、もう一人の副会長には、Quinnipiac Universityの法学部で教鞭を取られているサム・エドワーズさん(2001年法学修士)にお願いしております。これらの会長、副会長を5人の幹事(榊原直人さん(2006年工卒)、ダスティン・カミングスさん(2004年医学部Visiting Research Student)、平野夢香さん(2011年国際開発修士、2014年同博士)、エンケー・パーブさん(2020年農学博士)、そして小職)が支え、私が代表幹事を務めさせて頂いております。また、NU Techが引き続き、米国支部の事務局を担わせて頂きます。

米国支部の今後の活動等

米国支部の事務局となるNU Techの最近の調べでは、全米で名大同窓生等が少なくとも約1,300人いることがわかっております。事務局では、500人程度の米国在住同窓生等のemailアドレスを入手しています。米国はとても広く、色々な州に同窓生がいらっしゃり、物理的に大きく離れていて難しいところはございますが、同窓生のネットワークを徐々に拡大していき、一人でも多くの米国在住の同窓生の皆さんから親しまれ、そして、気楽に参加して集ってもらえるような同窓会支部になっていくことが一つの目標です。


今後の具体的な活動内容としては、比較的に同窓生の多いサンフランシスコでの総会・レセプションの開催(毎年1月)、NU Friends時代からのFund raise活動、同窓生によるWebinarの継続に加え、例えば、米国在住の同窓生がメンターとなり、海外でのキャリア形成を目指す現役名大生への定期的なアドバイスを行うメンター制度、米国在住同窓生有志を募りCommitteeを組織し、メンバーの米国での豊富な経験・知見を活かし、名大の国際戦略や研究力強化に関する提言等を行う活動、Donationで集まったお金を原資として、現役学生、若手研究者の米国での活動を支援するScholarshipの展開、などを考えております。この記事を読まれている皆様の中で、米国在住(在住していた)名大同窓生、関係者をご存知の方、また、米国支部の活動のアイディア・アドバイスをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非とも、事務局のNU Tech(Nagoya@tpnu.org)にご連絡頂けましたら幸いです。



まだまだ、設立されたばかりの米国支部ではございますが、米国在住の同窓生の交流・親睦を図りつつ、名大の更なる国際的な発展に少しでも貢献できるよう努力してまいります。名大同窓会御関係者様、名大コミュニティの皆様からの引き続きのご支援、ご理解を賜れれば誠に幸いです。

杉山総長から支部旗を受け取る岩浅支部長.jpg

杉山総長から支部旗を受け取る岩浅支部長

神山代表幹事と杉山総長.jpg

神山代表幹事と杉山総長

岩浅米国支部長の挨拶.jpg

岩浅米国支部長の挨拶

米国支部役員と名大役員.jpg

米国支部役員と名大役員

卒業生と杉山総長.jpg

卒業生と杉山総長

米国支部設立記念レセプションでの懇親の様子.jpg

米国支部設立記念レセプションでの懇親の様子

懇親会・クイズ大会の様子.jpg

懇親会・クイズ大会の様子

懇親会・同窓会クイズの様子.jpg

懇親会・同窓会クイズの様子

懇親会・名古屋クイズの様子.jpg

懇親会・名古屋クイズの様子

米国支部役員と名大役員の記念撮影.jpg

米国支部役員と名大役員の記念撮影

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集合写真

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