上海名大同窓会2024安吉への一泊旅行
2024年5月18日(土)と19日(日)、上海名大同窓会は、浙江省の安吉で一泊二日の旅行を実施しました。この旅行は、上海名大同窓会の幹事周新宏と張雪梅夫妻及び名古屋大学全学同窓会のご支援により開催され、同窓生及びその家族、合計24名が参加しました。
18日の朝8時に上海から出発し、バスで約3時間半かけて安吉に向かいました。最初の目的地は、黄杜村の万?茶園でした。ここは、安吉白茶の主要産地であり、中国茶文化の重要な発祥地の一つです。参加者たちは茶畑の美しい景色を楽しみながら、地元のお茶の文化に触れました。

午後には、梅溪鎮紅廟村にある「深藍計画X」カフェを訪れました。ここは、廃棄された鉱坑を再利用した人気のカフェで、インスタ映えするスポットとして有名です。同窓生たちは美しい湖の景色を背景に写真を撮り、リラックスした時間を過ごしました。
夕方には、周新宏幹事が経営する近未来的なの民宿へ宿泊に行きました。周氏は、設計から運営に至るまで、すべてを自らの手でこなし、精力的に細部までこだわりました。まずは禾土・源基地というプラットフォームを作り、その後、自分の将来の農村コミュニティを一歩一歩築き上げていきました。黄浦江の源流にちなんで「江源印象」という民宿を建設し、客室からは川のせせらぎを聞いたり、屋根裏から星空を眺めたりと、「川に寄り添い、水の音に夢見る」雰囲気を楽しむことができました。部屋のインテリアは古風で落ち着いた雰囲気でした。

翌朝、同窓生たちは「章里古道」へハイキングに行きました。この古道は、美しい竹林と清流が広がる全長約8キロメートルのコースで、途中には黄金山や大小石屋などの見どころがあります。約3時間のハイキングを楽しんだ後、「桃李郷厨房」で地元の料理を堪能しました。「桃李郷厨房」では、江源の民間料理の特色を持つ料理を提供し、オーガニックで自然な味を売りにしています。たけの子、芋、山菜、地鶏、黒米ごはんなどの郷土料理は大変好評で、「いつも食べているものとは別物のようだ」と絶賛の声が上がりました。食事の後は上海へと戻りました。

今回の旅行を通じて、名大の同窓生たちは安吉の自然と文化に触れ、絆を深める貴重な機会となりました。緑豊かな安吉での思い出を胸に、今後の活動に一層の意欲を燃やしています。